今年の業績は「矢野龍渓『経国美談』論」(『社会文学』49号)の一本。
2017年、2018年に続き年一本のペースでした。
来年はもう少し打率を上げたいものです。現時点では審査中が一本に、今年中にはついに完成しなかった「どのように戦争を止めるか」論が一本。
そして構想段階なのは、近代批評(小林秀雄とか江藤淳とか)を分析する論文。近代批評というやつは同時代の小説に比べてもはるかにワンパターンで、構造主義的なアプローチがしやすいと思うのですが、なぜかそうした論はないようなので。
もう一つ、「小説作成ツール」がらみの論も。これはどうやったら論文になって、どこに投稿したら受け付けてくれるのか五里霧中ですが、なんとか来年には形にしたいものです。