核兵器および通常兵器の廃絶をめざすブログ

近代文学研究を通して、世界平和を考えています。

トマーシュ・マサリク

『機動戦士Vガンダム』の登場人物。でもあるけど(検索するとそっちばっかり出てきます)、今回はチェコスロバキアの初代大統領、トマーシュ・ガリグ・マサリク氏について語りたいと思います。

 『民主主義の革命』を拾い読みしていたら、このマサリク氏が「マルクス主義の危機」を語っているそうで(ページ数は失念。後で見つかったら書きます)。

 ようやく、マルクス教のつじつま合わせではなく、本質的にマルクスの問題点を突く人が現れたか、と心が晴れる思いでいます。

 この人物についてもっと知りたいのですが、『民主主義の革命』ではどうも一か所しか言及してないし、ネットではスパロボにも出てたとかばっかで。春休み明けの宿題としておきます。

 

 追記 該当箇所が見つかりました。『民主主義の革命』67ページより。

 

 「一八九八年、トマーシュ・マサリクは、すぐに人々のあいだに広まったある表現をつくりだした。それが「マルクス主義の危機」なのである」

 

 一八九八年といえば明治三一年。矢野龍渓や木下尚江が社会主義を紹介し始める少し前です。「マルクス主義の危機」も日本で広まるべきでした。

 なお、私がVガンダムについて語るととめどないので、そちらはまたの機会に。