核兵器および通常兵器の廃絶をめざすブログ

近代文学研究を通して、世界平和を考えています。

ラクラウ+ムフ『民主主義の革命』「1 ヘゲモニー概念の系譜学」 反省会場

  この「1 ヘゲモニー概念の系譜学」をまとめると。

 

 「マルクスの予言が現実とずれ始めたので、第二インターナショナルの面々(ローザ・ルクセンブルク、カウツキー、ベルンシュタイン)やソレルはつじつま合わせをはかったが、うまくいかなかった」

 (今まで「ルクセンブルグ」と表記してしまいましたが、今後は「ルクセンブルク」に改めます)

 

 で、「2 ヘゲモニー―新たな政治的論理の困難な出現」は。

 

 「グラムシロシア革命を「資本論に反する」革命と呼び、「ヘゲモニー」概念の導入によるマルクス主義の立て直しをはかった」

 

 といったところでしょうか。

 で、問題の「ヘゲモニー」ですが、『民主主義の革命』のどこのページをめくってもたいてい出てくるくせに、明確に定義している箇所がなかなかなくて。

 『民主主義の革命』を読み進める前に、ちょっと基礎的な文献を復習してみようかと思います。