核兵器および通常兵器の廃絶をめざすブログ

近代文学研究を通して、世界平和を考えています。

昨日までのあらすじ。

 そもそも、なんで核兵器および通常兵器の廃絶をめざすブロガーが、イタリアのマルクス主義グラムシを読むことになったかというと。

 コロナウイルスの流行で国会図書館にも行けず、休日の読書用にと、ラクラウとムフの『民主主義の革命』という本を入手したのがきっかけでした。ムフの本はすでに何冊か読んでおり、もしかしたら世界平和に貢献できる思想なのではと思ったわけです。

 ところが、このラクラウとムフの共著は、ムフの単著よりはるかに難物でした。「1」を読みこなすためにはカウツキーら第二インターナショナルについての知識が必要であり、「2」を読むにはグラムシの知識が必要といった具合で、さかのぼる必要を感じたわけです。

 で、グラムシ全集を借りてきたわけですが、これも見慣れないイタリア人の名前がずらずら出てきて。これ以上さかのぼるときりがない上に、本来の趣旨を見失いそうなので、グラムシの読めるとこを読むことに専念しようと思います。