「最近、現代思想づいてないか」と思われる方もおられるかも知れませんが、私は「核兵器および通常兵器の廃絶」という、当ブログの初心を忘れてはおりません。
ただ、ここ数年は兵器そのものよりも、核兵器のボタンを押す人間、通常兵器の引き金を引く人間の精神へと関心が移っています。
数百万数千万の人間を殺したレーニン、スターリン、毛沢東らの思想の出どころについて考えていると、どうしてもそれら諸悪の根源であるマルクスとその追随者たちを調べざるを得ないわけです。ここ数回話題にしているアルチュセールにしても、レーニンを偉大な指導者と讃えていました(スターリンや毛沢東に対しても好意的だったようなのですが未調査)。そうした思想がなぜ生まれてしまったのか、そうした思想を乗り越えるにはどうしたらいいのかを考えなければならないと思います。