来ないでというなら行きませんが、困ったことになりました。
オリンピック開催(もしくは中止?)が終わり、ワクチンを接種するまでは、東京に行けないことになりそうです。
今年の業績はゼロということも考えられます。書きたい論文はいくつもあるのに。
・福地桜痴『女浪人』とそのアダプテーション(上書き)。文学を殺すものは何か。
・小林秀雄の意匠。「達人」「天才」と「言ふまでもない」「知れ切つた事」。
・小川未明「野ばら」の可能性。あるいは不戦不和から平和へ。
・宮沢賢治「烏の北斗七星」の問題点。同調圧力をかけられる側からかける側へ。
・村井弦斎「写真術」。写真は「真を写す」べきものか。
……このへんが四天王でしょうか。副題はややこなれていないませんが。
どれも国会図書館で最低各一日は調べなければ書けない論文です。これらを書き上げたら(載るかは別として)、いよいよ単著刊行に向けて発動したいものです。