核兵器および通常兵器の廃絶をめざすブログ

近代文学研究を通して、世界平和を考えています。

白石喜之助

 この名前は、柏木義円内村鑑三への批判を扱った論文で知りました。

 明治3年薩摩出身という、その気になれば出世もできたであろう出自でありながら、反戦に生涯を捧げた人物。トルストイと書簡を交わしたりもしているようです。

 

 

デジタル版 日本人名大辞典+Plus「白石喜之助」の解説

白石喜之助 しらいし-きのすけ

1870-1942 明治-昭和時代前期の牧師。
明治3年8月15日生まれ。33年日本メソジスト教会の牧師となる。34年社会主義協会にくわわり,社会主義の普及・宣伝活動にあたる。トルストイの影響をうけ,37年「予が非戦論」を「護教」に発表,日露戦争に反対した。昭和17年2月9日死去。73歳。薩摩(さつま)(鹿児島県)出身。明治学院卒。著作に「基督(キリスト)教読本」など。