心理カウンセラーになって1925年の『ヒトラーを癒せ』オンラインゲーム「不謹慎だ」と大炎上(佐藤仁) - 個人 - Yahoo!ニュース
ネットで拾った情報ですが、第二次世界大戦から二十年前の、『我が闘争』を書いた頃のヒトラーに会い、カウンセリングするというゲームがあるそうです。
反ナチス団体はこれに反発、炎上しているそうですが、私はこの問題提起に魅力を感じます。このゲームの製作者も私もナチス擁護者ではないことをお断りした上で。
独裁者を「抹殺されるべき邪悪」ではなく、「癒されるべき病気」ととらえるというのは。ドラえもんの「どくさいスイッチ」の話を連想させます。
カウンセリングがうまくいき、ヒトラーがただの口汚い三流画家かなんかになってくれれば、双方めでたしというものです。
ただ、癒す側がほんとうに正気かどうかという問題は残ります。フロイトが平和主義者とはいえないことは前にも述べました。
『ヒール・ヒトラー』という題名も、『ハイル・ヒトラー』を連想させてよくないんだそうです。『ヒール・マルクス』ではどうでしょうか。これも駄洒落っぽいな。『ヒール・小林秀雄』は?