単著もくじ暫定版

　単著の締め切りが明日朝にせまり、おおわらわで原稿を書く夢を見ました。

　あわてないように、もくじだけでも作っておきます。

　　　はじめに　文学者たちはどのように戦争を止めようとしたか

　　　第一章　矢野龍渓『経国美談』ほか　国際会議と軍事制裁

　　　第二章　福地桜痴『女浪人』　元首への反戦の訴え

　　　第三章　木下尚江『火の柱』ほか　政財軍のスキャンダル暴露

　　　第四章　星一『三十年後』　平和薬の発明

　　　第五章　武者小路実篤『ある青年の夢』　安全保障のジレンマの克服

　　　第六章　村井弦斎『小松島』　文明の女性化と菜食化

　　　第七章　宮沢賢治「烏の北斗七星」　超越者への祈り

　　　第八章　黒島伝治『反戦文学論』ほか　社会主義革命

　　　第九章　小川未明「野ばら」　敵味方を越えた闘技

　　　おわりに　どのように戦争を止めるべきか

　……最終結論にしたいほど小川未明に入れ込んでいるわけでもないので、もう一章ぐらい割り込ませるかも知れません。