核兵器および通常兵器の廃絶をめざすブログ

近代文学研究を通して、世界平和を考えています。

レズビアン・フェミニズム予習

 ウィキペディアからコピペするだけというのは、道聴塗説の感もありますが。

 

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 レズビアンによるフェミニズム(女性の権利拡張運動)
19世紀後半、多くのレズビアンがその権利(フェミニズム)のために立ち上がった。「ボストンマリッジ(女性同士で築く家庭)」という語がその権利を主張する運動の上で、女性同士の家庭生活を示す言葉として多用された。1970年代~1980年代前半の第二次の運動では、北米や西欧でも新たに多くの賛同を得た。1970年代の終わりごろまでには、学術的な分野の一部ではあるがフェミニズム(ことに女性同性愛者の権利)として認められるようになった。昨今では不満の表現として、この1970年代の同性愛者の権利解放運動が挙げられている。

 レズビアンフェミニズムに関する指導書においては、男性優位社会や資本主義社会、植民地主義社会などが、性別の認識と実際の性別が入り混じることに与える影響が考察され[要出典]、時としてこれらの社会制度がレズビアンの疎外や不満点のもっともたるものであると記述している。

 また、エイドリアン・リッシュは自らのエッセイ「強制的異性愛レズビアンのあり方」 (Compulsory Heterosexuality and Lesbian Existence) の中で、「“色欲的で金銭的で感情的な”女性との接し方」として異性愛を揶揄している。

 他の主立った思想家、活動家としてはリタ・メイ・ブラウン(Rita Mae Brown)、Audre Lorde、Marilyn Frye、Mary Daly、Sheila Jeffreysが挙げられる。

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 まんざら明治大正文学研究者にも無縁な話ではなくて、木下尚江(男性作家)の『良人の自白』にも、おそらく家父長制社会への批判という文脈で、レズビアンを扱い、女性作家の吉屋信子にも影響を与えています。

 ただ、「異性愛を揶揄」はちょっとなあ。ゲイ・エリート主義に陥ってはいけないと思うのです。