核兵器および通常兵器の廃絶をめざすブログ

近代文学研究を通して、世界平和を考えています。

自由について考える。

 三ツ矢論文は決して難解ではないのですが、その結論はどうも了解できなくて。

 同論文は小林秀雄「様々なる意匠」の宿命論や、ベルクソン『時間と自由』に依拠して、決定論(宿命)と自由の両立を論じておられます。

 別に小林秀雄憎しでいうのではありませんが、どうも腑に落ちません。

 同論で言及されている、野矢茂樹「自由の意味」(『哲学雑誌』2012 40-54頁)も、機会があれば読んでみます。