熟読しました。私は特に愛猫家ではないので、猫の世話関係の描写にはあまり感情移入できませんでしたが。
「文学で戦争を止めよう」という大方針には、まったく賛成であり、茶化したり冷笑する気はまったくありません。が。
この著書のいう「文学」とは、「私小説」でして。要は
「猫と私の薬代が払えなくなる。だから戦争反対。TPP反対」
(原文そのままではありませんが、ほぼそういう趣旨)
という主張に集約されるわけです。
一応、いつか『戦争の止め方 敗戦後編』を書く時のために、記憶し保存しておきます。私小説ではない戦争の止め方については、前の論文で一通り論じた・・・・・・はずですので。