核兵器および通常兵器の廃絶をめざすブログ

近代文学研究を通して、世界平和を考えています。

SOTTEBOSSE「接吻」

 ああ、なんて節分の日にふさわしい話題なんだ。

 オリジナルラブの原曲もすばらしいのですが、このSOTTEBOSSEのアレンジも大好きです。もとの曲と全然違うけど、これはこれでよし。

 これも名古屋のヴィレッジヴァンガードで延々と流れてた曲でした。ちーらってっぱっぱと。憂鬱の極みにあった当時の私は、吸い寄せられるようにうろうろしながらこの曲を聴いていたものです。どうみても不審者でした。

 どうも私を惹き付けるのは、「美」よりも、「不穏さ」であるようです。北原白秋を好きになれないのは、『邪宗門』『第二邪宗門』も含めて、不穏要素がないからかも知れません。伊藤野枝論が終わったら詩を大量に読んで、自分が心惹かれる詩と、心惹かれない詩(そちらが圧倒的に多数なのですが)とを分析してみたいものです。

 

 2023・3・22追記 この曲のことは以前にも書いており、二度売りになってしまったことをお詫びしますが、方向性は違うので両方とも残すことにします。「不穏さ」がもたらす感動については、いずれ書くつもりです。