高すぎて入手できなかったり、やる相手が見つからなくて出来なかったTRPGも、けっこうあります。
ファイティングファンタジー。ゲームブックのシステムを流用した、おそらくもっとも手軽なTRPG。先にT&Tを入手したこともありやりそびれました。派生したAFFや、中山哲学氏のまんがでおなじみのAFF第二版も未プレイ。もっとも、プレイヤーさんがそろわなかった時に、うろおぼえで「バルサスの要塞」をTRPGしたことはあるので、その意味では既プレイのようです。
混沌の渦。異世界ではなく、16世紀イギリスが舞台。職業と薬草のルールがやたら詳しいのが特徴です。当時の専門誌『ウォーロック』では、これを江戸時代に流用した「時代劇の渦」というルールも発表してました。どっちもやりたかったのですが、機会にめぐまれませんでした。
モンスター!モンスター!。いわば裏T&Tで、トランプでなりきるモンスターを選び、村や町に逆襲するという設定。愛読したのですが、実プレイはできませんでした。
トラベラー。宇宙SFものです。「デュマレスト・サーガ」という、奇妙な惑星をめぐるSFを愛読していた私にはあこがれのTRPGだったのですが、店頭で見かけることすらかないませんでした。
三国志演技。私は三国志マニアなのですが、同志が見つからず断念。
ガープス。原始時代から遠未来SFまでなんでもできる、汎用TRPGシステムです。キャラ作成はポイント割り振り式で、わざと不利な特徴を取ることで長所にポイントを回せるシステムも魅力的だったのですが。1秒単位で管理される戦闘システムが少々複雑で。私自身が把握しきれませんでした。
T&T第七版。版単位でできなかったTRPGを挙げるときりがないのですが、これには少々未練があります。完全版T&Tでは削除された設定も多いので。
セブンフォートレス。私はプレイヤー参加で、作ったキャラシートはいまだ保存しているのですが、実プレイは事情あってできませんでした。
シャドウラン。緑一色氏のまんが『スピタのコピタの!』で存在を知った、サイバーパンク近未来SFものです。メガ企業から依頼を受け、ハッキングしたり銃撃戦したり。「シャドウランがよくわかる本」だけ買って、別のTRPGにエッセンスだけ流用しました。
『スピタのコピタの!』は専門誌『Role&Roll』 に連載中の、毎回違ったTRPGやボードゲームを紹介するまんがで、それを読んで興味をひかれたゲームはまだまだありますが、このへんで。