核兵器および通常兵器の廃絶をめざすブログ

近代文学研究を通して、世界平和を考えています。

小林秀雄・石川達三・林房雄「英雄を語る」(『文学界』1940年11月1日)

 日独伊三国同盟締結(1940(昭和15)年9月前後)の時点で、小林秀雄ヒットラーをどう評価していたか。
 小林秀雄石川達三林房雄「英雄を語る」(『文学界』1940(昭和15)年11月1日 国会図書館所蔵)のコピーを紹介します。私の知る限り、戦後に出たいかなる全集や単行本にも収録されていないはずです。
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 スキャナで取り込んだ画像をJPEGに変換したため、上と左に余計なものが写ってしまったことをお詫びします。ですが右下の「林 ヒツトラーも英雄だらうネ。 小林 小英雄かな。」ははっきり読み取れるはずです。
 小林先生の高度なアイロニーが理解できないのか。そうおっしゃる方のために、午後に帰宅したら続きをアップロードするつもりです。全文を読めば、ここで小林が「英雄」という語を否定的に使っていないことはご理解いただけるはずです。