核兵器および通常兵器の廃絶をめざすブログ

近代文学研究を通して、世界平和を考えています。

国会図書館関西館にて「ビジュアル雑誌の明治・大正・昭和」

 東京本館ではなく、関西館での開催です。3月28日まで。
 名古屋に住んでた頃なら、日帰りで行ったこともあったんですけどね。今回は残念ながら見送ります。
 以下、国会図書館のサイトより。
 
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 テレビもインターネットもない時代、雑誌は貴重なメディアでした。単行本よりも早く、新聞よりもまとまって、たくさんの情報を定期的に伝えてくれる雑誌。特に、絵や写真といったビジュアル面で、雑誌は人々の「見たい」という期待を一身に背負っていました。災害、戦争といった国をあげての一大事から、皇族や著名な俳優の顔、ファッション、子ども向け雑誌、美術、写真…明治・大正・昭和の雑誌には大衆文化とともに、人々の心をとらえたビジュアル表現が華開いています。
 また、「よりリアルなものが見たい」という要望に応え、印刷技術も進化しました。絵から写真へ、白黒からカラーへ、より多く、より速く。現代ではもう使われなくなった技術もあれば、現代の技術につながる大発明もありました。雑誌を舞台として、ビジュアル表現のための印刷技術も試行錯誤が重ねられ、その誌面には印刷史の貴重な足跡が残されています。
 本展示会は、国立国会図書館の膨大な蔵書の中から、ビジュアル表現が特徴的な雑誌を約190点集め、大衆文化を縦糸に、印刷技術を横糸に構成しました。
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 関西国会図書館の所在地はこちら。JR祝園(ほうその)駅からバスで「国立国会図書館前」まで行けます。