核兵器および通常兵器の廃絶をめざすブログ

近代文学研究を通して、世界平和を考えています。

2023-11-10から1日間の記事一覧

村井弦斎『深山の美人』同時代評

「弦斎が千篇一律的小説の一なり」 (『女学雑誌』一八九七年一二月) 本編を読む前にこれが検索で出てきてしまいました。ちょっと読む気をそがれました。私は弦斎の小説が「千篇一律」だなどとは思っていませんが。

ベーム=バヴェルクとヒルファーディング

日本人にはちょっと覚えづらい名前であり、表記ゆれもありますが。 メンガーの影響のもとに、マルクス批判を展開したベーム=バヴェルクと、彼に反対したヒルファーディング。 とりあえず今は名前だけ覚えておいて、いずれ著書を(日本語訳があればそれで、…

ルートヴィヒ・フォン・ミーゼス『マルクス主義の正体 人類を破滅させる妄想体系』 2023/9/30 これも読む予定

きわものめいた題の近著ではありますが、ミーゼスはメンガーの影響下で経済学に進んだ、100年ほど前の近代経済学者です。最近オーストリア学派づいている私には気になる本です。 マルクスの著作も並行して読んではいますが、そちらはもう、消費期限切れと…

「ポテトチップスで100円は買えません」の作者は?

あのフレーズの作者、ネット上では糸井重里説と栗本慎一郎説が混在しています。 昨日読んだ降旗著では、経済学貨幣論のシンポジウムであのCMが話題にのぼり、栗本慎一郎作という説が出たとのこと。どうなのでしょう。