核兵器および通常兵器の廃絶をめざすブログ

近代文学研究を通して、世界平和を考えています。

2019-07-01から1ヶ月間の記事一覧

書き直し。

この前に書いた「小さな王国」論は安富歩氏の貨幣論に大幅に依拠していたわけですが、その安富氏の最近の活躍ぶりを観るにつけ、当方もやる気がわいてきまして。 結論部を中心に書き直して再投稿してみようかと思います。 2019・8・7追記 別な論文に着…

中島敦。

明治・大正の反戦文学をあれこれ扱ってきて、次は昭和戦前・戦中期に手を伸ばそうとか考えてましたが。 このたび中島敦という研究テーマが、外部から飛び込んできまして。 これまで中島敦に真剣に取り組んだことはなかったのですが、それだけに新鮮な気分で…

シャンタル・ムフ『左派ポピュリズムのために』(明石書店 二〇一九)その3

『現代思想』誌の増刊号にも項目が立てられてまして、日本ではれいわ新選組との関連で語られることも多い左派ポピュリズムですが、私はどうも乗り気になれません。 ムフの『左派ポピュリズムのために』も、三行で要約しますと、 これまでは新自由主義(イギ…

適菜収『小林秀雄の警告 近代はなぜ暴走したのか?』講談社+α新書 2018

小林秀雄全集を引いて、「小林秀雄はヒットラアの邪悪さを見抜いていた」(一四二ページ前後。コピーはとらなかったので大意)と論じる、無価値な本です。 当ブログが何度も述べて来たように、小林の一九四〇年の『我が闘争』書評では、ヒットラーを無条件に…

文学は現実を変えられるか?

このブログは開設当初から、小林秀雄の対米開戦論だの、大江健三郎の核開発賛成論だのをとりあげてきたため、露悪的と思われる方も多いと思います。その弁明も兼ねて。 小林や大江を取り扱った最初の目論見では、彼らへの個人攻撃を展開する積りはありません…

大きな論文を書きたい

(論文どころかかな文字さえ打てない事態でしたが、たった今直りました)。 これまでは「(作家名)(作品名)論―(副題)」といった感じの個別作品論ばかり書いてきたわけですが、そろそろそれらの成果を結集して、より大きな論にとりかかりたいものです。 …

教育勅語と共産党宣言

私は左派ではなく中道を自認しています。今回は左右両方から怒られそうな話を。 教育勅語と共産党宣言、一見対極に見える二つが、倫理的なレベル(の低さ)では大差ないという話です。 ※ 爾臣民父母ニ孝ニ兄弟ニ友ニ夫婦相和シ朋友相信シ恭儉己レヲ持シ博愛…

シャンタル・ムフ『左派ポピュリズムのために』(明石書店 二〇一九)その2

次なる論文の着想を求めて、頭から通読してみました。 やはり、「左派」を名乗るのは、古ぼけたマルクス・レーニン主義を連想させて、せっかくのお客さんを逃がすことになるんじゃないか、というのが感想です。ムフ自身も110~111ページで弁明を試みて…

地下200階に散る

最強装備(メタルキングの槍、はぐれメタルの盾、ハラヘラズのお守り)を入手し、もはや食料の心配もなしと慢心していたのが敗因でした。メガザルロック3体の自爆誘爆で、大量の回復アイテムを使う間もありませんでした。 一区切りついたので研究に戻ろうと…

福沢諭吉に欠けているもの

周論文を読み、自分なりに福沢諭吉を読んだ体験と合わせて考えたのですが、彼には日本を強国にしようという思想はあっても、より大きな世界平和への理想が欠けている、との結論に達しました。 明治初期の人に世界平和主義を求めるのは酷だという反論も考えら…

周 艶君 「矢野龍渓の中国文化認識 : 福沢諭吉との対比を中心に 」(東アジアの思想と構造)

文部科学省グローバルCOEプログラム 関西大学文化交渉学教育研究拠点[東アジアの思想と構造] 東アジア文化交渉研究 = Journal of East Asian cultural interaction studies (12), 243-258, 2019-03 。 上記書誌情報と論文はCiNiiより。ここ数年、矢野龍…

パンがなければ

ヤンガスは食料の確保が大事なので、序盤は大きなパンを見つけたら買うようにしてたのですが。 魔導の宝物庫40Fあたりで、火炎系の敵にパンを黒こげにされたのが失敗でした。保存のツボなどなかったのです。で、おなかゲージがついにゼロに。「ダメだ!」…

新たなる挑戦

いよいよ魔導の宝物庫999Fに挑戦!じゃなくて。それもあるけど。 大正期の反戦文学についての論文を一通り書き終えたところで、次はもう少し根本的なことをやろうかと。 文学は本当に反戦に貢献できるか、とか、そもそも文学は現実を変えられるか、とか。

ぬかったぜ

各節の題をゴシック体にするのを忘れていました。

ぬかりはないぜ

論文も非???系モンスター配合も、ようやく満足のいく形に仕上がりました。

今日は一日

遊んでしまったので、明日は「将軍」論の最終見直しと投稿準備でもしようかと思います。

メスターク

昨日に続きヤンガス話を。ついにエスターク合成に成功しました。 配合システムの都合上、このゲームはモンスターすべてにオスメスの区別があって、世界に一体しかいないはずのエスタークも例外ではありません。 試しにメスにしてみたら、「ウッソー、マジ?…

エスターク創世記

エスタークはオーシャンクローとメカバーンの子なり(要魔石)。オーシャンクローはランドアーマーとキラーマシンの子、ランドアーマーはディープバイターとキラーアーマーの子、ディープバイターはじごくのハサミとはりせんもぐらの子。 メカバーンはメタル…

少年ヤンガスと不思議のダンジョン

今だから白状します。「将軍」論が遅れに遅れた原因の一つはこいつです。 ドラゴンクエスト8の外伝的作品で、ふとった盗賊ヤンガスがまだやせていた少年時代という設定です。 システムはトルネコやシレンとだいたい同じで、入るたびに仕掛けが変わるランダ…

脱稿。

本文を推敲し、注もつけ終わりました。 二転三転どころか七転八倒の産物です。長かった。 どっと眠気が襲ってきました。ひと眠りしたらヤンガスでもやるか。

あすこそは

将軍論を完成させねば。

球体図書館

プラネタリウムのような球状建造物の内側に、びっしりと文字が書き込まれていまして。 閲覧者は天頂部から吊られた机つき座席を操作して、好みの箇所に移動する。 という夢を見ました。

罪のない民間人≠罪のある兵士?

一九七九年に、梅川事件という猟奇的な銀行強盗殺人事件がありまして。 残酷な話なので詳細は避けますが、要は強盗犯が人質Aに、人質Bを傷つけるよう命じ、Aは恐怖からそれに応じてしまったわけです。Aの行為は同情すべきものであり、責められるべきでは…

ちょっと不調なので

昨日の宿題は明日にまわします。

「戦争は人を殺すことである」か?―内村鑑三への疑義

松元雅和『平和主義とは何か』(中公新書 二〇一三)より引用。 ※ 戦前日本の平和主義者内村鑑三が言うように、「戦争は人を殺すことである、璽(しこ)うして人を殺すことは大罪悪である」(『萬朝報(よろずちょうほう)』一九〇三年六月三十日付)。これ…

やりぬくぞ

あとは注と文章の流れを整えれば、論文の形にはなりそうです。

やるぞ

少しやる気が出たので、今夜から明朝にかけて進めてみようかと思います。