核兵器および通常兵器の廃絶をめざすブログ

近代文学研究を通して、世界平和を考えています。

2017-07-01から1ヶ月間の記事一覧

楊琇媚「武者小路実篤における戦争認識の本質―『ある青年の夢』と『大東亜戦争私感』を中心に」(『第28回国際日本文学研究集会会議録』2005年3月)

論文ではなく学会発表ですが、ネット上でレジュメと質疑を読むことが出来ました。 反戦劇『ある青年の夢』と、戦争協力の書『大東亜戦争私感』の戦争認識は、実はそれほど変化していないのではないか、という問題提起です。 『ある青年の夢』については、主…

調布市武者小路実篤記念館にて

「文豪とアルケミスト」コラボイベントが開催されるそうです。行ってみるかな。 ※ ゲーム「文豪とアルケミスト」とコラボ企画を実施します 「文豪とアルケミスト」は、DMM GAMESから配信されている文豪転生シミュレーションゲームです。 ゲームでは、“どこか…

新渡戸稲造、村井弦斎を語る。

新渡戸稲造「教育の目的」(『随想録』1907所収)。引用は筑摩書房『明治文学全集88 明治宗教文学集(二)』231ページより。 ※ 『女道楽』、『酒道楽』、『食道楽』と云ふやうな書物は出て居るけれど、『学問道楽』と云ふ本は未だ出てゐない。さう…

マスオの宇宙飛行

という夢を見た。

宿題。

武者小路実篤からはいったん離れるわけですが、彼がなぜ反戦論から戦争賛美に転じたのかは、研究者として考え続け、自分なりの答えを出さなければならないと思います。賀川豊彦についても。

『東京新聞』2017年7月11日夕刊に掲載されました。

「武者小路実篤の戯曲「ある青年の夢」」と題した小文が掲載されました。 報告が遅れましてすみません。

読み直しと書き直し

「非暴力」にとらわれずに読むと(といっても、最終的には非暴力論に落ち着くわけですが)、以前は読み込めずにいた箇所が、そこにある必然性を持って読めてきます。エコフェミニズムにまで深入りするつもりはありませんが、そのへんも勉強はしておく必要は…

一仕事終えたところで。

また『空中征服』論に戻ろうかと思います。『ある青年の夢』とは当分お別れで。

7月11日の東京新聞夕刊に

「武者小路実篤の戯曲「ある青年の夢」」と題した小文を掲載させていただくことになりました。 『日本文学』2017年2月号に掲載した論文よりも、現代の状況をより意識したものになっております。よろしくお願いします。

大澤信亮「小林秀雄」(『新潮』)は、

今号からやっと「小林秀雄」に戻ったようです。

代替エネルギー。

長らく放置していた『空中征服』論ですが、新たな切り口らしきものが見つかり、執筆を再開する気になってきました。仕事も一段落したことだし。