核兵器および通常兵器の廃絶をめざすブログ

近代文学研究を通して、世界平和を考えています。

2023-09-01から1ヶ月間の記事一覧

「桑の弓」だったかな

先日の弦斎まつりで、スパイ小説の話題がでまして。 「匿名投書」のことかと思っていたのですが、記憶をたどると、「桑の弓」も、ロシアに潜入する話だったような気がします。 たしか戦後に出た『少年小説大系』で、紙媒体で読んだはずです。読み返してみる…

村井弦斎まつり、行ってきました。

今回は小林さんから様々な方に紹介していただいたこともあり、貴重なお話の数々をうかがうことができました。 もちろん、弦斎カレーパンもごちそうになりました。 「村井弦斎を主人公にしたドラマを」という誘致も始まっているとか。

核通復旧

毎日更新するとか書いた直後に、また故障してしまってすみませんでした。

谷崎潤一郎「少年」断想 ロールプレイ/SMプレイ

はるか昔に授業で読んで以来(たしかティーチングアシスタントとしてでした)、忘れかけていた短編。 ある連想から思い出し、青空文庫で読んでみました。予想外にすごい作品でした。 小学生時代の「私」が友人に誘われて、西洋館のあるお屋敷に入り、体を張…

星新一「三角関係」(『妖精配給会社』収録)中の三分の一人称

同一作品の同一ページに、「ぼく」「おれ」「あたし」の三人が登場し、言い争う三角関係ショートショート。 横光利一が夢想した(しかし実現できたとはいいがたい)第四人称とは、このようなものではと思ったり。むしろ0.333…人称か。

書きたいことが増えてきた

打線組む、というほどでもありませんが。 1 拡散と収束の物語論 2 『戦争の止め方』 その3 3 藤井貞和詩の読解 湾岸戦争詩論についての検討 4 『ジェンダー・トラブル』読解 自分なりのジェンダー観の確立 5 『シャドウラン』第二版最終回(ド派手なや…

物語の自由度論(とりあえずゲームブックに限定して)

たとえば、前回紹介したゲームブックの一つ、「笹の葉さらさら」(『POPCOM』1986年7月号掲載)。 織姫を探し出すのが目的なのですが、牡羊座から魚座までの黄道一二星座の、どこから探索を始めてどの順番で進んでもよいという、自由度の高い作り…

岡和田晃氏による、平田真夫/森山安雄氏へのインタビュー記事を発見!

Web東京創元社マガジン : 「平田真夫/森山安雄の挑戦――ゲームブック『展覧会の絵』から小説『水の中、光の底』へ」平田真夫/森山安雄×岡和田晃(1/4)[2011年9月] (webmysteries.jp) あの雑誌POPCOMの欄外ゲームブックや、今でも名作の呼び声高い…

POPCOM誌、1986年に掲載された欄外ゲームブック

いきなり話が飛んですみません。 1986年のマイコン雑誌『POPCOM』のページの欄外に掲載されていた、ゲームブックについて検索したところ、思いがけず著者名と書誌情報が判明しました。 以下、ウィキペディアの「平田真夫」氏の項より。 ※ 「新世界…

物語の面白さとは何か

「文学の面白さとは何か」とか、「小説の面白さとは」となると、私ごときの手にはあまりますが。物語の面白さについてなら、自分なりに語れそうです。 可能性の拡散と収束。「次は何が起きるかな」という、どきどきわくわく感。 たとえば『水滸伝』の序盤か…

またAMAZONをぽちってしまった

「ア~マ~ゾ~ン!」とつぶやきつつ。リアルで観てた世代ではないのですが。

藤井貞和『非戦へ 物語平和論』(二〇一八 読む予定)

この方は詩人であり、なおかつ戦争について根源的に考えておられる方のようですが、うかつにも当方はつい最近までまったく知らずにいました。学べるチャンスはいくらでもあったというのに。遅ればせながら読むことにします。

今後は毎日更新を心がけます

長らくごぶさたしてしまってすみません。アカウント周りもようやく復旧しました。 感想を書きたい本のこと、音楽のこと、ゲームのことなど、題材はいっぱいたまっているので、なるべく今後は休まず更新していきます。

核通復活

PC不調のためながらくお休みしてしまいました。 ようやくすべての機器が復調しました。