核兵器および通常兵器の廃絶をめざすブログ

近代文学研究を通して、世界平和を考えています。

2016-05-01から1ヶ月間の記事一覧

イーザー『虚構と想像力 :文学の人間学』(予定)

ウィキペディアでイーザーの項を検索したら、何やら面白そうな題名の本が出てきました。『行為としての読書』すらろくに完読していない私ですが、興味はひかれます。

基礎学力不足。

今頃になって、英語ができないのをつくづく後悔しています。

どうにか三十五枚。

形にはなりました。投稿するかは別として。

アップグレード。

本日よりwindows10となりました。

書庫増設

武者小路実篤『ある青年の夢』関係が増えそうなので、同作品および「安全保障のジレンマ」関係をここに移しました。

『日本文学』11月号特集 「図書館と文学」

日本文学協会様のサイトより転載。 ※ 図書館と文学――保存・検閲・スキャンダル 有川浩『図書館戦争』は、権力による検閲と思想善導の機関と化した戦前の図書館の在り方に対する反省から、戦後、その自主独立を掲げて制定された「図書館の自由に関する宣言」…

武者小路公秀は、『ある青年の夢』を読んだか?

武者小路実篤の甥にあたる国際政治学者、武者小路公秀。彼も安全保障のジレンマについて多くを語っています。 もし『ある青年の夢』を読んでの影響だったら面白いかな…と思ったのですが、残念ながらそれらしき証言は見当たりませんでした。

ラセット『安全保障のジレンマ』より 第一次大戦

※ 第一次大戦の勃発に先立つ直前の時期を対象にとりあげた主要な研究によると、それぞれの国の意思決定者たちは敵対的な行動の脅威を感じとり、その知覚が敵対的な国々にたいして敵対的な行動をとることにつながったという事実が明らかにされている。いい方…

今日はだいぶ進みました。

あとはむだな部分を削る作業。ものになりそうです。

集中力低下。

本日はお休みします。

『国際政治事典』より 「安全保障のジレンマ」

※ (前略)このように、自国の「安全」を本来は確保するための軍事力が、結果的に自国の「脅威」認識を拡大するというジレンマを生むことになる。ピストルを持つ敵同士が双方ともに脅威を感じる理由は、相手ではなく、自分がピストルを持っていることに起因…

安全困境

「安全保障のジレンマ」の中国語訳をgoogle翻訳してみたら、「安全困境」と出ました。四字熟語として定着できないものでしょうか。どうも「安全保障のジレンマ」と毎回書くのはこなれない気がしまして。

黒島伝治「反戦文学論」中の『ある青年の夢』評

青空文庫様より引用。 ※ 武者小路実篤の「或る青年の夢」は、欧洲大戦当時に出た。これは、人道主義の戦争反対である。 この場合に於ても、死の恐怖、人間が、人間らしい生活が出来ない悲惨を強調している。ところがこゝでは個人よりも人類が主として問題に…

『ある青年の夢』第三幕執筆中の武者小路実篤

安全保障のジレンマ(?)に落ち込んだ武者小路実篤の苦悩。下級生との喧嘩がエスカレートして、ついに相手が刃物やピストルを持ちだした場面を書いている時の話です。 ※ 或る青年の夢は一場切りかけなかつた。しかもそれは第三幕の一場だ。第三幕は之でおは…

ジョセフ・S・ナイ・ジュニア著 田中明彦/村田晃嗣訳 『国際紛争―理論と歴史〔原書第4版〕』より 国際的制度

安全保障のジレンマを軽減するにはどうしたらいいか。その1、国際的制度。 ※ なぜ国際的制度が重要なのか。なぜなら、それらは期待を形成する枠組みと情報を軽減するからである。国際的制度のおかげで紛争になることはないと、人々は信じるようになる。国際…

ジョセフ・S・ナイ・ジュニア『国際紛争―理論と歴史〔原書第4版〕』における安全保障のジレンマの定義

少し前にも読んだ気がしますが、今回は安全保障のジレンマがらみを中心に読み直してみます。 ※ 安全保障のディレンマこそ、国際政治の本質―無政府的すなわち上位の政府が存在しないこと―にかかわる事態にほかならない。つまり、無政府状態の下では、自らの安…

博士論文のしかも結論で

「香川豊彦」と書いてしまったことに今さら気づきました。 もちろん「賀川豊彦」の誤りです。万一、単行本になった際には訂正します。

永藤清子「明治期の家庭生活改良思想について -村井弦斎の言論から」

『甲子園短期大学紀要』 34, 39-44, 2016-03-18。 http://ci.nii.ac.jp/els/110010022265.pdf?id=ART0010585945&type=pdf&lang=jp&host=cinii&order_no=&ppv_type=0&lang_sw=&no=1462351840&cp= 『食道楽』や『婦人世界』での弦斎の家庭観に福沢諭吉の影響を…

村井弦斎『小松島』の映画があった

東京国立近代美術館様のサイトより。 http://www.momat.go.jp/fc/digital-gallery/nfc-digital-gallery-no-12/ 1920年1月14日公開 浅草 オペラ館 監督:小口忠。 スチル写真を見る限り、だいぶイメージと違うような。 勇と小夜子の再会場面がないということ…

ラセット『安全保障のジレンマ―核抑止・軍拡競争・軍備管理をめぐって』(予定)

まんま、『安全保障のジレンマ』という題の本があるそうです。これも要チェック。 (2016・5・17追記 チェックしました。昨日の記事に一部引用)