2016-01-01から1年間の記事一覧
封筒の外側に書いた「刷」の字が間違ってたことに、今さら気づきました。 まあ、中身に間違いはないはずなのでよしとしましょう。 (追記 良いわけないですね。すみませんでした)
12月16日は電話の日、ということで、黒田翔大氏の論文「文学における電話前史:遅塚麗水『電話機』に描かれた電話」(『阪神近代文学研究 』(17), 1-14, 2016-05)を紹介します。 1890年の12月16日に日本の電話事業は開始したわけですが、それに…
「文豪とアルケミスト」という、擬人化(?)した近代日本の文豪を育てるゲームがあるとのこと。 「武者小路実篤」が出てくるのは確認したものの、熱中しだすと支障が出そうなので見送ることにしました。
交差点 満州事変の首謀者石原莞爾と賀川豊彦の接点 井村 勇 共済と保険 47(12), 8-10, 2005-12 賀川豊彦と満州で検索したら、以上のごとき気になる題の論文がヒットしました。 いかなる接点でしょうか。 (2017・3・20追記 読んだところ、直接的な接…
まだ完成には遠いですが、心覚えとして書いておきます。 非暴力的抵抗に内在する暴力性とか、そのへんのことを考えています。
弦斎カレーパン、マッフン、ビスケット、角煮バーガーと堪能してきました。 盛況でした。平塚にとどまらず、もっとしられていいい人物です。
カレーパン食べてきます。
今回、『交詢雑誌』の一八八四~八五年の記事をざっと見たのですが、「宇内平和主義ノ進歩」で予告されていた続報らしきものは見つかりませんでした。「台水」「渡邊治」名義の記事はありましたが、いずれも平和主義とは直接関係のない内容で。
要約、続き。今回で終わりです。 ・我が日本国は今後列国国際の交戦をなす覚悟なくして可か不可か。 ・今後世界の気運が平和に近づくならば兵備は廃止してよいが、そうでなければ拡張せねばなるまい。 ・この問題の研究(世界情勢がどちらに向かうか)は、愛…
「宇内平和主義ノ進歩」と同じ著者による論文。『交詢雑誌』一五六号。 「社員 台水草稿」と署名があります。渡辺台水かと思われますが未確認。 ・今後、列国の間にいかなる戦争の禍根があるか、その禍根はどうすれば防げるかを論じたい。 ・この点から列国…
要約。今回で最後です。 ・本年(一八八四年)八月、スイスのベルンにて万国平和大会議開催。以下の問題を議す。 第一 万国仲裁裁判法を設けること 第二 スエズ・パナマの大運河を常に局外中立にすること 第三 万国共同裁判所を設置すること 第四 万国の兵備…
さらに要約を続けます。 ・一八二八年、米国のニューヨークにて平和協会設立 ・一八三五年、列国和親の請願書を米国国会に出す ・同年、英国でも平和協会が議院へ請願書を出す ・一八四一年、仏国パリに列国平和委員の会議あり ・一八四三年、ロンドンにて大…
要約、続き。 ・国際紛議・戦争は各国の「私」の争いで起きる。 ・欧米各国の公法学者はこれに注目し、「公」に各国の権利義務を定めようとした(「シセロ」等)。 ・一六〇〇年頃の「グロシエス」は万国公法の一大成典を定めようとした。 ・一七八九年に「…
『交詢雑誌』一八八四(明治一七)年七月、第一五七号より要約。原文のカタカナはひらがなに。 ・前篇「列国国際の戦争」に続き、今回は「宇内平和主義の進歩」を記し、私の論点の地歩としたい。 ・十九世紀の世界で戦争が跡を絶たないのは嘆ずべき限りであ…
『交詢雑誌』の表紙では「宇内平和主義進歩」、本文では「宇内平和主義ノ進歩」となっていました。 日本初の平和主義論と呼ぶにふさわしい内容です。詳細および著者についてはいずれまた。
鼎談『海軍精神の探究』についての言及あり。
国立国会図書館様のサイトより。 http://teikokugikai-i.ndl.go.jp/ 日露戦争期の福地源一郎議員がどんな発言をしていたか気になって検索してみましたが、書類中の「連戦連勝」を「連戦連捷」に訂正しますとかいう発言があった程度で、日露戦争そのものにつ…
もともと小さい頃からアニメの次回予告が大好きだったのですが、最近は特に。この歳になると、アニメ本編を見るのはおっくうになりますが、次回予告は見逃しません。
明治10~20年代にかけて多く書かれた「政治小説」というジャンルの一作品。村井弦斎の「軟骨議員」を紹介します。 主人公は青柳柳之助という国会議員。悪人ではないものの名前通りに気が弱く、アイスクリームの襲来におびえています(食品ではなく、氷菓…
2017年5月公開とのこと。 http://gaga.ne.jp/hoshi/ 三悪宇宙人のキャストは未公開でした。個人的にはあの息のあったトリオぶり、ダチョウ倶楽部のイメージで再現されてます。
「平和主義」という語の初出が更新されるかもしれない文献が、国会図書館デジタルコレクションにて検索したら出てきました。 ※ 交詢雑誌. (157) 国立国会図書館/図書館送信限定 雑誌 (交詢社, 1884-07) 目次:宇內平和主義進步 ※ 同一八八四(明治一七)年…
今後は国立国会図書館デジタルコレクション(http://dl.ndl.go.jp/)に統合されるとのことです。
ウィキペディアでイーザーの項を検索したら、何やら面白そうな題名の本が出てきました。『行為としての読書』すらろくに完読していない私ですが、興味はひかれます。
今頃になって、英語ができないのをつくづく後悔しています。
形にはなりました。投稿するかは別として。
本日よりwindows10となりました。
武者小路実篤『ある青年の夢』関係が増えそうなので、同作品および「安全保障のジレンマ」関係をここに移しました。
日本文学協会様のサイトより転載。 ※ 図書館と文学――保存・検閲・スキャンダル 有川浩『図書館戦争』は、権力による検閲と思想善導の機関と化した戦前の図書館の在り方に対する反省から、戦後、その自主独立を掲げて制定された「図書館の自由に関する宣言」…
武者小路実篤の甥にあたる国際政治学者、武者小路公秀。彼も安全保障のジレンマについて多くを語っています。 もし『ある青年の夢』を読んでの影響だったら面白いかな…と思ったのですが、残念ながらそれらしき証言は見当たりませんでした。
※ 第一次大戦の勃発に先立つ直前の時期を対象にとりあげた主要な研究によると、それぞれの国の意思決定者たちは敵対的な行動の脅威を感じとり、その知覚が敵対的な国々にたいして敵対的な行動をとることにつながったという事実が明らかにされている。いい方…