2016-08-25 「宇内平和主義ノ進歩」要約 その2 平和主義全般 #歴史 要約、続き。 ・国際紛議・戦争は各国の「私」の争いで起きる。 ・欧米各国の公法学者はこれに注目し、「公」に各国の権利義務を定めようとした(「シセロ」等)。 ・一六〇〇年頃の「グロシエス」は万国公法の一大成典を定めようとした。 ・一七八九年に「ベンサム」は万国会議を考案し、公議輿論の力による平和主義を拡充した。 ・「カント」は宇内平和の大道を論じ、併合禁止・常備軍廃止などの原則を掲げた。 ・「スペンサー」らは一八八二年に非侵掠同盟を結成し、英国の侵掠政策に反対した。