核兵器および通常兵器の廃絶をめざすブログ

近代文学研究を通して、世界平和を考えています。

一三八頁までは勉強になったけど

 斎藤幸平『人新世の「資本論」』(集英社新書 二〇二〇)、借りてきました。

 「はじめに―SDGsは「大衆のアヘン」である!」で始まり、いわゆる持続可能な経済成長を説く諸論者を批判していく第三章までは、SDGsの十六番賛同者の私も確かに考えさせられました。

 しかし第四章以降の、最晩年マルクスの草稿によると称する、脱成長コミュニズムの提唱には、残念ながら説得力を感じられませんでした。

 一応、斎藤氏の『大洪水の前に』は、読書リストに入れておきます。たぶん国会図書館に行った時にでも。

「人新世の「資本論」」、借りられるかな

 近場の図書館で長らく貸し出し中になっていた「人新世の「資本論」」が、ようやく貸し出し可能になりました。

 『資本論』とまとめて借りてこようと思います。近くの本屋さんには置いてないので。

仮面レンジャー

 TRPGの単発シナリオで、「六大ヒーロー競演!仮面レンジャー」という題を思いついたら、既に「仮面レンジャー田中」という商業作品が存在しました。まあ、内輪でプレイするぶんには問題ないでしょう。

手持ちの資料で書けそうなのは

 国会図書館に行かずとも書けそうなのは、第二の小林秀雄論あたりでしょうか。

 前回の小林論では使いきれなかった、「私小説論」や「無常という事」なんかの初出コピーがけっこうありまして。それらもさることながら、今回は初出との異同以外の、小林秀雄型批評の抜本的な問題を突きたいと思っています。

 題は「小林秀雄の意匠」。副題はまだ構想中。

 それ以外の論文は、国会図書館に行かねば書けないようです。今一番書きたい福地桜痴論も含めて。

 

 

『社会文学』55号原稿募集

 『社会文学』55号の特集は、

 

 「文学から読み解く感染症―身体・分割・統治―」

 

 だそうです。締め切りは10月15日。

 思えば『日本文学』の五月号特集も文学と病でした。ちょっと今手持ちの素材では思いつかないので、自由論文での投稿になりそうです。

 戦後文学だったら何かあるかな。星新一の「あの男この病気」とか。あれは傑作であり問題作です。でも感染症じゃないな。むしろ「ネチラタ事件」か。

西川長夫『日本の戦後小説 廃墟の光』 その2

 戦後文学の教科書としては勉強になったし、欠けていた知識を埋めることもできたのですが、当方が期待していた国民国家論についての言及はありませんでした。

 ないものねだりだったというべきでしょう。次は別の図書館で、

 

 『ヨーロッパ統合と文化・民族問題 ポスト国民国家時代の可能性を問う』

 

 を借りてこようと思います。