そういえば、今年(2024年)は日清戦争開戦から130年目なのでした。日露戦争開戦からは120年目。
サイトで雑誌『歴史人』のもくじを見たのですが、陸海軍軍人たちの「活躍」ぶりを中心にした編集で、買うべきかは迷っています。軍人さんたちの活躍ぶりなら、私は当時の新聞雑誌でさんざん読んでいるのです。
私が知りたいのは、当時の新聞雑誌を読んでもほとんど出てこない、国際政治学、平和学的な観点からの日清戦争・日露戦争の問い直しです。日本側の山県有朋が「利益線論」を掲げて朝鮮を「保護」下におきたがっていたことは過去ログでも述べましたが、清国側、ロシア側などの諸外国の政略についても知りたいものです。日清戦争という過ちを繰り返さないために。