核兵器および通常兵器の廃絶をめざすブログ

近代文学研究を通して、世界平和を考えています。

2024-04-01から1ヶ月間の記事一覧

PS2用ゲーム、『太閤立志伝V』で、木村重成の生涯を追体験してみる

リコエーションゲーム(歴史シミュレーションにRPG要素を加えた、コーエー社独自のブランド)の集大成ともいうべき、『太閤立志伝V』。『維新の嵐』シリーズや『大航海時代』シリーズでつちかわれた、日本や世界を旅する楽しさがつまっています。 最初は…

村井弦斎『誉の冑』(ほまれのかぶと 1895(明治28)年)、読了しました

大坂冬の陣の前年、大坂城内が舞台。 わがままな淀の方(豊臣秀頼の母)や、彼女にへつらう大野兄弟のいやがらせにも負けず、主君秀頼への忠誠を貫く勇士、木村長門守重成。九度山にこもっていた名将、真田幸村の招待にも力を尽くします。 やがて徳川軍が攻…

カーソルなめらか

マウスの電池を替えたら、嘘みたいに動きがよくなりました。 これでデジタルコレクションの『誉の冑』が読めます。

『誉の冑』、読めず

マウスの電池が切れ、新しい電池を買いそびれました。 明日こそは読もうと思います。 大坂夏の陣が題材ということは、 「こちらの平和を望む心につけ込んで侵略してくる敵に、いかに対応すべきか?」 という問いへの、弦斎の答えは示されているはずです。

村井弦斎の「木村長……」とは、『誉の冑』かも

これも未確定情報ですが。 村井弦斎の『誉の冑』(ほまれのかぶと)という歴史小説を私はまだ読んでいないのですが、もしかして先ほど発見した(と思った)『北国新聞』の小説「木村長……」とは、『誉の冑』と同一作品、あるいはその原型かも知れません。 と…

そして「木村長」で検索すると

木村長門守重成という人物がヒット。 歴史マニアを自認し、最近は『太閤立志伝5』なんてゲームにも没頭している私は検索する前に気づくべきでした。 大坂夏の陣で壮絶な戦死をとげた、豊臣方の若武者です。 まだ確定ではありませんが、村井弦斎が木村重成を…

「『北国新聞』には弦斎居士(村井弦斎)『木村長」……

いつものように「弦斎」でデジタルコレクションを検索していたら。 新発見とまではいかなくても、その手がかりめいた情報が出てきました。 秋山稔という方の博士論文、『泉鏡花 転成する物語』(慶應義塾大学大学院)の一節に、 「『北国新聞』には弦斎居士…

五回に一回ぐらいは

五回に一回ぐらいのペースで村井弦斎ネタを書く、と豪語していた時期もあったのですが。最近弦斎研究を怠り気味で、書くべき新情報も出てきません。 『水の月』は読まれるに値すると思うのですが。

カレーパン好き

平塚名物の弦斎カレーパンはもちろんのこと、カレーパンは昔から私の好物です。 特に好きなのは、昔ながらのパン屋さんで、トングではさんでトレイに載せてレジに持ってく形式のカレーパン。揚げたて感のあるやつ。 コンビニで売ってる、一袋百円ぐらいのカ…

左翼の反対は右翼ではなく……

右翼の反対は左翼ではありません。 答えは、「中道」。無責任などっちつかずという意味ではなく、毅然と「左翼右翼のどっちにもつかない」を貫く中道を、私は目標にしています。

本日はお休みします。

PCのほうが不調で。

戦争を止めるための大前提

「戦争を止めるための第一歩」としたいところですが、それは前に書いてしまったのでした。 戦争の止め方、原発の止め方、その第一歩 - 核兵器および通常兵器の廃絶をめざすブログ (hatenablog.com) なので今回は、戦争を止めるための大前提、いわば初歩とい…

エイリアンズ間の平和。

ここでいうエイリアンズとは、さしあたって「異星人たち」ではなく、「異国人たち」「異教徒たち」を意図しています。私が目指している世界平和とは、そういう方向です。 断じて、世界統一平和なんとかというような、宗教家がめざすような指向の平和ではあり…

最後の一ページだけ先に見たくなる

分厚い本を読んでて根気が続かなくなると出る、私の悪癖の一つです。 もちろん推理小説とか、星新一のショートショートのような、最後の一ページを先に読むと台無しになる作品ではがまんします。しかし、大長編文芸作品のたぐいになるとつい。 きっかけは覚…

東映まんがまつりを思い出す

正確には、私は東映まんがまつりを映画館で見た経験はないので、 「スパロボをやっていると、東映まんがまつりのポスターを見つつ飲んだ、オレンジジュースの味と香りを思い出す」 あたりが妥当なのですが、個人的すぎて人には伝わらないかも知れません。あ…

「ひっつけよ!」「ひっつく?くっつくの?」

アニメ『ブレンパワード』中の印象的なセリフです。同アニメを視聴していなかった私は、『第二次スーパーロボット大戦α』というゲームで知りました。 つねづね思うのですが、この『スーパーロボット大戦』シリーズは、異なるロボットアニメ作品どうしのクロ…

今日もトラブル発生で

研究は進みませんでした。 むなしさを感じる昨今。戦争の止め方が見付かれば、このむなしさも解消するのでしょうか。

『歴史人』2024年5月号 日清・日露戦争 130年目の新解釈(未入手)

そういえば、今年(2024年)は日清戦争開戦から130年目なのでした。日露戦争開戦からは120年目。 サイトで雑誌『歴史人』のもくじを見たのですが、陸海軍軍人たちの「活躍」ぶりを中心にした編集で、買うべきかは迷っています。軍人さんたちの活躍…

堂々めぐり

「戦争と文学」論、しめきりまで3ヶ月を切りましたが、いまだに構想がまとまらずにいます。 とりあえず、戦争に関する本を注文してはみました。

本日はお休みします

明日かあさってにスパートをかけることにします。

磁石の威力だ

「鋼鉄」だけに、磁石の力で合体する鋼鉄ジーグ。 そこらの超合金ロボとは違います。鋼鉄です。 私も幼少時にバラバラにしたり、合体したりできるおもちゃを持ってた記憶があります。頭や手足を適当につけかえて遊べたような。 イタリアでも大人気らしく、2…

『第二次スーパーロボット大戦α』(PS2用ソフト)、始めてしまいました

私にとっては懐かしの鋼鉄ジーグから、初めて見るブレンパワードまで、20世紀アニメの正義のロボットたちが集って巨悪と戦うシミュレーションゲーム。これ自体がすでにレトロゲームなのですが、あるきっかけで始めてしまいました。 で、ブレンパワード。の…

私も進歩しなければ

今日は遊びほうけてしまいました。 明日こそは、戦争と文学論を一歩なりとも進めます。

「進歩主義」は進歩しているのだろうか

本当は、「自称進歩主義ほど進歩しないものはない!」と断言しようとも思ったのですが。 いい例が、毎年8月になるとマスメディアが繰り返す、太平洋戦争への反省の言説です。2022年も2023年もかわりばえしませんでした。去年はこれこれの課題を達成…

小川未明「野ばら」の初出を読みたくなった

読むだけなら青空文庫版でも十分なのですが、ある仮説を思いつきまして。 また国会図書館に行くべき時が来たかも知れません。 「敵・味方」をめぐる論をかたっぱしから読むことになりそうです。

『石巨人の迷宮』も山本弘作品だった

ソードワールドTRPGシナリオ集『石巨人の迷宮』は、著者は水野良名義ですが、その表題作「石巨人の迷宮」は山本弘作品でした。 日本国産のTRPGが軌道に乗り始めた、傑作ぞろいのシナリオ集。遊ぶには別売りの文庫版ルールブックと、同好の士数名が必…

太平洋戦争についても、大多数の日本人は知らないのでは

前回、「大多数の日本人は、太平洋戦争以外の戦争について知らなすぎます」と書きましたが、よく考えたら、太平洋戦争についても、知られてはいないようです。 「何言ってるんだ。特攻隊や原爆の悲惨さは、しょっちゅうテレビでやってるじゃないか」と言われ…

もはや戦後ではなく……

どうせ2025年が無事に来たら、「戦後80年」だとか「むしろ今は戦前だ」といった言が語られることになるとは思いますが。私はもうちょっと、人が言わない言葉を語ろうと思います。 今はもはや戦後というより、「真の世界平和まであと〇年」を語るべき時…

エドモンド・ハミルトン「フェッセンデンの宇宙」、再読しました

国会図書館デジタルコレクションで検索したら、SFマガジン・ザ・ベストNO2(1964)収録の同短編が出てきました。何度読んでも戦慄の傑作短編です。夜空の、向こうには♪っと。。 私は40年以上前、『小学〇年生』だか『〇年の科学』といった学習雑…

山本弘『詩羽のいる街』 貨幣からの自由

故・山本弘の多岐にわたる仕事は、前回の小論で語り尽くせてはいないのはもちろんです。 連作短編『詩羽のいる街』は、お金を一切持たない詩羽(しいは。水曜日のカンパネラの詩羽(うたは)さんとは無関係)という女性が、人々のかかえている問題を解決する…