核兵器および通常兵器の廃絶をめざすブログ

近代文学研究を通して、世界平和を考えています。

「『北国新聞』には弦斎居士(村井弦斎)『木村長」……

 いつものように「弦斎」でデジタルコレクションを検索していたら。

 新発見とまではいかなくても、その手がかりめいた情報が出てきました。

 秋山稔という方の博士論文、『泉鏡花 転成する物語』(慶應義塾大学大学院)の一節に、

 

 「『北国新聞』には弦斎居士(村井弦斎)『木村長」

 

 との一節(だけ)がヒットしました。

 あとは国会図書館館内限定。上京する理由がまた一つ増えました。

 「木村長」という、人名の一部らしきものに心当たりはありませんが、単行本にならなかった歴史小説でしょうか。まず秋山氏の博士論文の該当箇所を読み、もしあれば『北国新聞』のマイクロフィルムも閲覧してみます。