核兵器および通常兵器の廃絶をめざすブログ

近代文学研究を通して、世界平和を考えています。

2021-09-01から1ヶ月間の記事一覧

『D&Dモンスターマニュアル』(第5版対応 日本語版)

公式サイトで無料配布されているD&Dルールにはすでに十分な種類のモンスターが記載されていまして、10レベルぐらいまでの冒険なら足りるのですが、カラーイラストと追加モンスターに目がくらんで買ってしまいました。ただほど高いものはないという好例です…

論文投稿。

これから少しの間は研究はお休みして、D&Dキャンペーンの構想でも練ろうと思います。中断している幕末クトゥルフ編と同様、最終回だけは頭の中にあるのですが、そこに至る過程が思いつかなくて。

煉獄小論

よもやよもやだではなく、ダンテ『神曲』に出てくる、三つの死後の世界の一つの話を。日本語訳によっては「浄罪編」とも。 火へんがついて、地獄よりも恐ろしげな語感の煉獄ですが、ここは地獄に落ちるほどの罪人ではないけど、直行で天国には行けない程度の…

戦前にもあった「安全保障」という語

「平和主義」という語が明治の小説「経国美談」に由来することは、これまで何度も書いてきました。 「安全保障」はどうか、デジタルコレクションで検索したところ、1920年代から今日的な意味での国家の「安全保障」という語がでてくるようです。 あたり…

平和と安全の非対称性

少なくとも、平民社に拠った日露戦争期の非戦論者たちは、わが身の「安全」のためにそうしたのではなかったはずです。 戦後から現在の安全保障論者たちは、彼らほどにも世界平和について考えているでしょうか。

自民党総裁候補者たちの談話を聞いていると

「安全保障」とは利己的なものであり、「平和主義」とは相いれないものであるとよくわかります。もしかしたら「平和」そのものとも。

D&Dシナリオ量産

短編7話ほど作ってみました。

身辺雑事、完了

一日やすんでしまいすみません。 投稿論文再開は来週からになりそうです。

「安全保障」とは、誰の安全の保障か

軍事力による集団安全保障こそ現実的な道であり、全世界に向けた絶対平和主義など空想にすぎない、といった見方を目にすることがあります。私はそうではなく、絶対平和主義こそ真の現実主義であると考えるわけです。以下、軍事力による集団安全保障、もしく…

身辺雑事小休止

「安全保障」と「平和追求」の違いについて考えています。 やはり、敵への倫理の有無、でしょうか。 (2021・9・21追記 念を押しておくと、敵への倫理を配慮するのが平和追求で、敵などどうなってもいいと考えるのが安全保障です。この問題はまた扱い…

身辺雑事につき

2~3日お休みします。

アドルノ本も借りたけど

作品論の片手間には読めそうもない、難解な代物でした。

今の論文を投稿したら

来週には投稿できそうですが、次に書く予定の『女浪人』論その他は、国会図書館に行かないとどうにもできないようでして。 行っといで?コロナが怖くて行かれない。なので。 再来週以降は少しなまける予定です。D&Dのモンスターマニュアルも入手したし。

黒田翔大『電話と文学 声のメディアの近代』(2021年10月発売)

前から注目していた黒田氏の電話文学論が、ついに単著となるようです。 当ブログがたびたび言及してきた1890(明治23)年の近未来SF、遅塚麗水「電話機」も、第一章を割いて紹介なさっています。日本初、もしかしたら海外にも先駆けて、電話機が普及し…

論文書き直し、だいぶ進む

あとは第三の図版を入れるかどうかですね。来週には投稿できそうです。

単著構想その3、その4

もう、書くだけならただ。題名すら確定してませんが。 『どのように戦争を止めるか』と『日本共和国幻想』を出せたあかつきには、「人間と動物の違い」に関わる本を出したいのです。このブログでたびたび妄想してきた『世界ぶた文学全集』と一緒にするか、別…

逆境の時こそ

論文は進まず、思い通りにならないことの多い日々です。 こういう時こそ焦らず、短気を起さずに。

単著構想その2

書きならべるだけならただなので。 『どのように戦争を止めるか』に入りきらなかった論文は、第2の著書『日本共和国幻想(仮題)』に入れようと思います。 はじめに 天皇を中心としない、人の国に向けて 第一章 矢野龍渓『経国美談』ほか 専制と悪平等の間…

今日は一日

ボツ論文の書き直しに専念しようかと思います。 各章の論理的なつながりを考慮しつつ。

論文執筆に戻ります

文学教育はどうあるべきかについては、今の私の頭では明快な答えを出せそうもないので、いったん思考停止することにします。 とりあえず、手持ちの資料で書ける論文から書いていこうかと。

『日本文学』9月号、届きました

すみずみまで熟読します。

『日本文学』届かず

今日来るものとばかり思って待ち続け、不毛な一日を過ごしてしまいました。 今号は特に読みたい記事があったもので。

「碁仇(ごがたき)は憎さも憎しなつかしさ」

藤沢秀行「囲碁入門」(土屋書店 一九八四)の一行目に出てくる、味わい深い川柳です。 文脈を拡大すると、シャンタル・ムフの「闘技」の思想、「敵」を「対抗者」に変えていくという思想にも通じるものがありそうです。 カール・シュミットのような、世界を…

D&Dの先の展開を考えてて

敵の幹部を一人倒すごとに占いカードが一枚手に入って、最後の一人で衝撃の予言が浮かび上がる、ってなことを考えたら。 「ジョジョの第三部まんまじゃないか」と気づき、ボツにすることにしました。 もっとさかのぼれば『宿命の交わる城』なんてのもあった…

『ギャグマンガ日和GB』、置いてなかった

近くの図書館で、ドナルド・キーン『明治天皇』上下と、猪瀬直樹『ミカドの肖像』を借りてきました。重かった。

『ギャグマンガ日和GB』を読みたくなった

タイトルにGBがついてからあまり読んでなかったのです。 久しぶりに爆笑したくなりました。近場の書店に置いてあるでしょうか。

デジタルコレクションで「永久平和」を検索すると

1910~20年代あたりで、けっこう永久平和論や軍備撤廃論が出てきます。 あたりまえですが、平和について考えていたのは文学者だけではなかったのです。 宗教がかったのやオカルトめいたのもありますが、偏見は持たずに読んでいこうと思います。ここで…

単著もくじ暫定版

単著の締め切りが明日朝にせまり、おおわらわで原稿を書く夢を見ました。 あわてないように、もくじだけでも作っておきます。 はじめに 文学者たちはどのように戦争を止めようとしたか 第一章 矢野龍渓『経国美談』ほか 国際会議と軍事制裁 第二章 福地桜痴…

御真影関係論文、とどく

単著に入れるかどうかも定かでない論文の、そのまた一章分のための参考文献ですが、注意して読みます。

単著刊行計画『どのように戦争を止めるか』

まだ副題すら固まっていない段階ですが。 現時点での案は、 『どのように戦争を止めるか―近代日本文学研究からのアプローチー』 です。「研究」を入れるかどうかとか、ちょっと迷っています。 向こう二年ぐらいをめどに。 明治・大正・昭和戦前期の文学者た…