核兵器および通常兵器の廃絶をめざすブログ

近代文学研究を通して、世界平和を考えています。

2019-11-01から1ヶ月間の記事一覧

論文再始動

まずは国会図書館ではなく、近場の図書館を漁って、「予定」のままになってる文献を入手していこうと思います。今年中には完成させたいものです。

垂直脳と水平脳

垂直思考と水平思考、または右脳と左脳という言葉はありますが。 私の場合、脳が物理的に水平になっているほうが、明らかに働きがいいようです。垂直状態の脳が無能すぎるともいいますが。 具体的にはあおむけかうつぶせ、でんぐり返し。そういう姿勢でもっ…

なさねば成らぬ

まかぬ種は生えず、書かない論文は載らない。わかってはいるのですが、どうも論文を進める気力がわきません。今の構想で勝ち負けに持っていける自信がなくて。 では構想を練り直すかというと、それも進まず。このままの状態で国会図書館に行っても何を調べて…

なせば成る

クトゥルフ神話TRPGルールブックの、キーパーの心得を書いた箇所に なせば成る と太字で書いてありまして。ラヴクラフト氏の世界観とは真逆のような気がしますが、私はこの言葉が好きです。なせば成る。クトゥルフ打倒も、核兵器および通常兵器の廃絶も。

ハコツクリ。

松本清張『波の塔』(『松本清張全集18』文芸春秋 一九七二)の、富岡多恵子氏による解説はなかなか含蓄に富んでいまして。その中に「ハコツクリ」という語が出てきました。 「ひとつひとつのシーンを想定して箱(つまりフレーム)をつくっていって、その…

松本清張『波の塔』

もっと早く出会いたかった一冊です。夏目漱石の『明暗』や、横光利一の『上海』に傾倒し、主人公がころころ変わり、視界がぐるぐる移るような立体的な小説に憧れていた二十代の私だったらさらに楽しめたはずです。もちろん、今読んでも楽しめました。 凄惨な…

カラオケ。

チャージマン研を皮切りに、オムナマグニを情感たっぷりに歌い上げました。

松本清張『波の塔』(予定)

名古屋時代にはむさぼるように松本清張を読んだものですが、『波の塔』はまだでした。近いうちに読もうと思います。それにしても題名がいいですね。波でできた塔って。

悲劇を予感させる芸術。

悲劇そのものも好きだし、喜劇も好きですけど。 それ以上に、私は悲劇を予感させるタイプの芸術に惹かれるのです。 たとえるなら連続殺人小説の帯の部分だったり、パニック映画の予告編だったり。 今回、『信長の野望 烈風伝』をプレイしていて、近江に本拠…

新井白石『読史余論』

江戸幕府の六~七代将軍に仕えた儒者による、日本史の流れを「九変五変」と見た歴史書です。信長や秀吉の箇所は何回も読んだのですが、今回は「日本史史」というか、メタな視点から読み返しています。 しかし鎌倉時代はまだしも、室町時代の歴史というのは覚…

連続夢

また更新をさぼってしまいました。11時頃にいったん起きて更新するつもりだったのですが、寝過ごしまして。 実はここ数日、院生時代の夢をたて続けに見まして。それも何の準備もできていないのに、大事なゼミ発表の期日が夢を見るたびにだんだん迫ってくる…

『信長の野望 烈風伝』

シヴィライゼーションのような箱庭型の歴史シミュレーションゲーム。買った当初はそんなに面白いと思わなかったのですが、私の中で日本史ブームが到来しまして。 ちまちまと尾張の国を町で埋めつくし、ようやく岐阜県に進出しました。日本は広い、そして深い…

三島由紀夫『近代能楽集』より「邯鄲」

乳母の菊と坊ちゃまの次郎が、十年ぶりに再会します。 十八歳にして人生に倦怠を感じた次郎に、菊はふしぎな枕を勧めます。 夢の中で次郎は美女に誘惑され、社長になり、元首になりといいことずくめの人生を送るのですが、まったく満足した様子はなく、つい…

三島由紀夫『近代能楽集』、手に入れました。

もとになった能楽については全く知りませんが、一作目の「邯鄲」を読んで感銘を受けました。他の作品も期待できそうです。少しずつ感想を書いていきます。

岐阜県TRPG

昨日は早く寝付いてしまい、更新を怠ってしまいました。 ここ数日は岐阜県近郊の地理風俗の類を調べて、ハウスルールを作成しています。

妄想ビッグバン!

『比叡山炎上』を読んでいたら、リアル中二時代のように妄想がはじけまして。憑かれたように思いついたデータやハウスルールを、いらない紙に書きなぐっているところです。

『海上花列伝』(予定)

読む予定ばっかり増えてしまいました。 題名だけ聞くと、華やかな海洋冒険小説みたいですが、実際は清末の上海の花街に出入りする人々を描いた小説だそうです。しかし、近世中国の文化習俗を少しでも知りたい今の私には魅力的です。しかも港街。 専門の近代…

『金瓶梅』でも読んでみるかな

また「予定」ですが。 いわゆる中国四大奇書の中で、これだけは読んでなかったのですが。 舞台は宋代だけど、描かれている文化・生活は明代万暦時代(つまり日本の戦国・安土桃山時代)らしいんですよ。ちょっと読みたくなりました。

中華風もいいかも。

『封神演義』(藤崎竜版)みたいなTRPGをやってみたい、というご要望がありまして。今やってる戦国編と無理なくリンクさせるべく、明代末期の歴史やら武侠小説やらを調べています。

三島由紀夫『近代能楽集』(予定)

このところ(予定)ばっかですが、三島由紀夫の典雅な雰囲気にふれたくなりまして。たしか「熊野」と書いて「ユヤ」は読んだ記憶があります。

西山智則「 アメリカ文化における障害の表象 : H・P・ラヴクラフトと優生学 」 埼玉学園大学紀要. 人間学部篇 (17), 23-36, 2017-12

CINIIで「クトゥルフ」と検索すると(するなよ)読めるラヴクラフト研究論文。 ラヴクラフトの恐怖小説の背後には人種混交や同性愛への嫌悪・差別・優生学的思想が隠されているという論旨です。 まあ食屍鬼や深きものなんてのは、人間に似て人間でないもの(…

クトゥルー神話とTRPG (特集 クトゥルー神話の世界 : ラヴクラフト、TRPG、恐怖の哲学) 寺田 幸弘(予定)

ユリイカ 50(2), 70-76, 2018-02。 天下の『ユリイカ』誌が、ラヴクラフトやらTRPGを特集していたとは知りませんでした。しかも去年の2月。読んでみます。

『比叡山炎上』

戦国時代を背景にクトゥルフ神話TRPGを遊べるルールブック。歴史好きの私にはぴったりです。お高めですが、これ一冊でも(基本ルルブがなくても)プレイ可能。 武将から道々の輩まで、職業が豊富で、探索者(キャラクター)を作るだけでも楽しくて。土曜日の…

青空文庫にもないしクトゥルフ神話でもないけど

ラヴクラフトの作品では「アウトサイダー」も好きでした。大量の書物に囲まれた暗く孤独な生活者。共感を覚えたものです。

青空文庫で読めるラヴクラフト

ちょいと見たらずいぶん増えていまして。私の好きな「狂気の山脈にて」や「ダゴン」もありました。

1571~2021

TRPG『熱血専用!』には1000年キャンペーンというのがありましたが、今回やるクトゥルフ神話TRPGでは450年キャンペーンを企画しています。比叡山炎上から東京オリンピックまで。私の近代文学研究者としての蓄積も生かしたいものです。 もし村井弦斎が…

今日はTRPG日

本日をもってシノビガミ第一部を完とし(激戦でした)、クトゥルフ神話TRPGに移行します。当分は日本が舞台になるので、また日本史を復習しておきます。

ムーミン谷の11月

ムーミン一家が出てこない、わき役だけのどこか寂しい外伝的作品。 この季節になると読みたくなります。