核兵器および通常兵器の廃絶をめざすブログ

近代文学研究を通して、世界平和を考えています。

新井白石『読史余論』

 江戸幕府の六~七代将軍に仕えた儒者による、日本史の流れを「九変五変」と見た歴史書です。信長や秀吉の箇所は何回も読んだのですが、今回は「日本史史」というか、メタな視点から読み返しています。

 しかし鎌倉時代はまだしも、室町時代の歴史というのは覚えづらくて困りものです。『太平記』以外にわかりやすい物語がないせいでしょうか。