核兵器および通常兵器の廃絶をめざすブログ

近代文学研究を通して、世界平和を考えています。

ハコツクリ。

 松本清張『波の塔』(『松本清張全集18』文芸春秋 一九七二)の、富岡多恵子氏による解説はなかなか含蓄に富んでいまして。その中に「ハコツクリ」という語が出てきました。

 「ひとつひとつのシーンを想定して箱(つまりフレーム)をつくっていって、そのハコに入る状況を考え、つないでいく」(同署413ページ)だそうです。勉強になりました。TRPGのシナリオで試してみます。