#練習用
「小説家を書く小説」なんてのは一見魅力的に見えても、ネタ切れ・自家中毒になりやすいものでして、「小説の書けぬ小説家」的な話になりかねないものです。村井弦斎の「小説家」(1890~91)は、明治前期にしてはがんばったメタフィクションですが、…
じっくり書く予定だった大きな論文、少しだけペースを速めることにしました。
子供の頃はこの時期に必ずあたふたしていたものです。 現在は外部からの締め切りはありませんが、明日には宿題を片付けようと思います。 「反戦文学論序説」だか「反戦文学を読むための方法論」だか、とにかく方向性を定めねば。
オデッサを。それもあるけど大きな論文を。糸口がつかめなくて。 ムフの理論はいいとして、それと文学研究をどうつなげるか。
ポスト・マルクス主義とかいってマルクスに未練を残したり、フロイトやグラムシを援用したりするのはあまり感心しません。そういう過去思想とは縁を切ったほうが、より遠くへ飛べると思うのですが、こんな日本語ブログでそんなこと言ってたってムフに通じる…
小林秀雄がさんざんナチスや特別攻撃隊を賛美し、煽っていたことは前にも書きましたが。 戦後の吉本隆明という評論家は、「戦争中、小林秀雄の熱心な読者であった」と自称しつつ、その小林を戦争への抵抗者であるかのごとく讃え。 1980年代には、反核運…
ネットをやってると実感しますが。 憎悪というものは実にたやすく連鎖・増幅するものでして。 悪意があるわけでもない言葉が悪意にとられ、悪意のこもった言葉はさらに悪意のある売り言葉買い言葉となり……といった具合に。 そうした流れに乗り、「煽る」こと…
今日は本棚の奥の古雑誌を整理しました。もう用済みとはいえ、本や雑誌を捨てるのは痛みがともなうものです。 その代わり、面白い発見もありましたので、またいずれ。
今回は非文学的というか、歴史よりの論文になりました。特集を意識したわけでもないのですが。
ああ、お水がおいしい。
今回の論文はもう、注と仕上げを残すのみとなりました。芥川論の停滞ぶりがうそのようです。
私が幼少時、デギン公王の消しゴムをガンダムガチャで引いた件は前に書きましたが。 論文を書いていて、ふと上記のセリフをつぶやきたくなりました。妙な縁です。 もちろん、ギレン総帥に向けてつぶやいたのではありません。
ある文学者がある国を、「モラール・ポリティック」の国と讃えている発言がありまして。 モラール(morale)は士気とかやる気という意味の名詞ですが、「やる気政治」では意味をなさないので、モラル(moral 道徳・道徳的な)のつもりだったのではと思いま…
ある壮大な仮説を思いつきまして、小さな証拠はぞろぞろ出て来るのですが、決定的な物証がなくて論文に書きあぐねています。歴史ミステリーならいけるかもなんだけどなあ。
過去ログを読み返してみた結果、このブログは何らかの形で残し、続けたい気が強まりました。 前向きに移転先を検討します。
明治・大正の反戦文学をあれこれ扱ってきて、次は昭和戦前・戦中期に手を伸ばそうとか考えてましたが。 このたび中島敦という研究テーマが、外部から飛び込んできまして。 これまで中島敦に真剣に取り組んだことはなかったのですが、それだけに新鮮な気分で…
(論文どころかかな文字さえ打てない事態でしたが、たった今直りました)。 これまでは「(作家名)(作品名)論―(副題)」といった感じの個別作品論ばかり書いてきたわけですが、そろそろそれらの成果を結集して、より大きな論にとりかかりたいものです。 …
いよいよ魔導の宝物庫999Fに挑戦!じゃなくて。それもあるけど。 大正期の反戦文学についての論文を一通り書き終えたところで、次はもう少し根本的なことをやろうかと。 文学は本当に反戦に貢献できるか、とか、そもそも文学は現実を変えられるか、とか。
各節の題をゴシック体にするのを忘れていました。
論文も非???系モンスター配合も、ようやく満足のいく形に仕上がりました。
遊んでしまったので、明日は「将軍」論の最終見直しと投稿準備でもしようかと思います。
将軍論を完成させねば。
プラネタリウムのような球状建造物の内側に、びっしりと文字が書き込まれていまして。 閲覧者は天頂部から吊られた机つき座席を操作して、好みの箇所に移動する。 という夢を見ました。
昨日の宿題は明日にまわします。
あとは注と文章の流れを整えれば、論文の形にはなりそうです。
少しやる気が出たので、今夜から明朝にかけて進めてみようかと思います。
気分転換に不思議のダンジョンなんてものをやり出したら没頭してしまいました。 将軍論も日の出島新高の巻再読も進まないままです。何かきっかけがあれば……。
この期に及んでまたさぼってしまいました。今年上半期には結局論文は片付きませんでした。
この段階になって、未見の「将軍」論を発見してしまいました。また完成が伸びそうです。
火野葦平のインパール戦記『青春と泥濘』を読み、戦時における抵抗の困難についてあらためて考えました。 無謀な作戦、兵士の命をかえりみない爆破命令のために中隊のほとんどが戦死し、生きのこった三名の兵士が軍司令官(ムダ口ですね。仮名でしたが)の暗…