核兵器および通常兵器の廃絶をめざすブログ

近代文学研究を通して、世界平和を考えています。

流れを変える文学に向けて

 ネットをやってると実感しますが。
 憎悪というものは実にたやすく連鎖・増幅するものでして。
 悪意があるわけでもない言葉が悪意にとられ、悪意のこもった言葉はさらに悪意のある売り言葉買い言葉となり……といった具合に。
 そうした流れに乗り、「煽る」ことは実に容易です。あの東大仏文科出身者の言動をこのたび追ってみて実感しました。
 では逆に、ことばによって憎悪の連鎖を減退させ、敵対関係を微弱な対立関係にまで弱めることは可能か。
 実例は少ないのですが、それが平和主義文学の課題だと思います。