核兵器および通常兵器の廃絶をめざすブログ

近代文学研究を通して、世界平和を考えています。

人形劇『飛べ!孫悟空』(1977~1979)

 今の子供にとっては孫悟空といえば『ドラゴンボール』なんでしょうけど、私の世代にとっては孫悟空志村けん、なんですよ。最近ご体調が思わしくないというニュースを聞いて気になりまして。

 (2020年3月30日追記 お亡くなりになりました)

 当時は人気絶頂だったピンクレディーが主題歌、これも大人気だったドリフターズがそれぞれの顔を模した人形の声を当てる西遊記

 三蔵法師いかりや長介孫悟空志村けん猪八戒高木ブー沙悟浄仲本工事……で、加藤茶だけはそのままカトー。ハゲヅラにちょびひげ、腹巻姿です。

 正規メンバー四人が石に変えられたり妖怪に捕まったりする中、加藤茶だけは他人のふりをして逃れ、結果的にみんなを助ける展開が多かったように記憶しています。あと覚えてるのが、妖怪を山の下敷きにした後で。

 いかりや三蔵「四蔵法師が来るのを待ちなさい。助けてくれるでしょう」

 志村悟空「なんか、むかしのオレみてえだな~」

 加藤茶「このやろー、かっこつけやがって」

 というオチ。

 私にとっての『西遊記』原体験はこれでした。もう少し世代が前後すると『SF西遊記 スタージンガー』とか、堺正章の実写版西遊記なんかもありまして。