今の子供にとっては孫悟空といえば『ドラゴンボール』なんでしょうけど、私の世代にとっては孫悟空=志村けん、なんですよ。最近ご体調が思わしくないというニュースを聞いて気になりまして。
(2020年3月30日追記 お亡くなりになりました)
当時は人気絶頂だったピンクレディーが主題歌、これも大人気だったドリフターズがそれぞれの顔を模した人形の声を当てる西遊記。
三蔵法師がいかりや長介、孫悟空が志村けん、猪八戒が高木ブー、沙悟浄が仲本工事……で、加藤茶だけはそのままカトー。ハゲヅラにちょびひげ、腹巻姿です。
正規メンバー四人が石に変えられたり妖怪に捕まったりする中、加藤茶だけは他人のふりをして逃れ、結果的にみんなを助ける展開が多かったように記憶しています。あと覚えてるのが、妖怪を山の下敷きにした後で。
いかりや三蔵「四蔵法師が来るのを待ちなさい。助けてくれるでしょう」
志村悟空「なんか、むかしのオレみてえだな~」
加藤茶「このやろー、かっこつけやがって」
というオチ。
私にとっての『西遊記』原体験はこれでした。もう少し世代が前後すると『SF西遊記 スタージンガー』とか、堺正章の実写版西遊記なんかもありまして。