核兵器および通常兵器の廃絶をめざすブログ

近代文学研究を通して、世界平和を考えています。

筒井康隆の偉大さの一つは

 夢のイメージを言語化・文章化するのが、実に巧みだということです。

 『夢の木坂分岐点』や『パプリカ』のイメージの鮮明なこと。

 やってみて実感したのですが、起きてから夢を言語化しようとすると、夢本来の精彩なイメージがどんどん色あせていくものでして。

 短編では「屋根」や「ヨッパ谷への降下」も好きです。