核兵器および通常兵器の廃絶をめざすブログ

近代文学研究を通して、世界平和を考えています。

風と炎の飈

 激動の政治情勢とは無関係です。また文字化けしたらすみません。

 ゆえあって、吉川英治三国志』を読み返していたら、

 

 颷

 

 という、見慣れない文字が目に入ってきました。風に炎で「ぴょう」とふりがな。

 検索したら、本来の読みは「ひょう」で17画。

 意味は、

 

   ※

 つむじかぜ。吹きあげる激しい風。=飆
 炎が舞い上がり飛び火する。火の粉が飛ぶ。

   ※

 

 とのこと(漢字辞典ONLINE様より)。何ともわくわくさせられる一文字です。

 

  「わが投ずるヒョウは票にあらず。風喚び炎巻く一颷!」

 

 似たような字で、

 

 

 

 もありました。こちらも「ひょう」。「みだ」れる、とも。21画。