核兵器および通常兵器の廃絶をめざすブログ

近代文学研究を通して、世界平和を考えています。

2020-11-04から1日間の記事一覧

「暴を以て暴に代へ何ぞ論ずるに足らん」

福地桜痴が桜田門外の変(井伊直弼暗殺)を詠んだ「刺客歌」という漢詩の一節です(山田俊治『福地桜痴』三四~三五頁より)。井伊直弼の独裁政治を批判しつつも、その暴力に暗殺という暴力で対応する刺客たちの行動を、桜痴は認めませんでした。 ……これだけ…