2022-10-22から1日間の記事一覧
図書館で16、18、22巻という飛び飛びな借り方をしてきました。 もとはバトラー『非暴力の力』(二〇二二)の第四章を読解するためだったのですが、「文化の中の居心地悪さ」(一九三〇)を読んで以来、バトラーよりもフロイトのほうに関心が移りつつあ…
初出は一九三〇年。これは腑に落ちました。題名に反して心地よい読書体験。 「宗教は錯覚だ」と論じた「ある錯覚の未来」に続く、フロイトの社会論。 とはいえ、前半はちょい冗長。ロマン・ロランから来た、宗教の源泉は大洋のような感情だとする説に、ロー…