核兵器および通常兵器の廃絶をめざすブログ

近代文学研究を通して、世界平和を考えています。

2023-01-11から1日間の記事一覧

渡部直己『不敬文学論序説』(太田出版 一九九九)その1

『日本近代文学と〈差別〉』の著者による、天皇をめぐる文学への考察。 帯には、 「〈天皇小説〉こそは最後の文学である」 とあります。今扱っている伊藤野枝の作品には天皇は登場しませんが、いずれ『戦争の止め方』に再挑戦する時には避けて通れないテーマ…

岡和田晃(おかわだ・あきら)氏のこと

必要あって『現代詩手帖』(二〇二〇年一一月号)のバックナンバーを取り寄せたのですが、特集記事に岡和田晃氏の記事がありました。創作・評論・編集・翻訳と多角的に現代文学に取り組んでおられる氏のこと、珍しいわけではありませんが、私にとってはうれ…