コメント欄で予告した、吉本隆明のゲリラ戦是認論を引用します。
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どこかの国が日本に侵略してきたと仮定すればわかります。信念にもとづいて戦争反対を叫びつづけるのもいいし、じぶんは戦闘行為は行わないんだと宣明するのもいい。ただ、敵が目の前まできてじぶんの親しい人とか肉親が殺されたりしたときはどうするか。そういうときはぼくだったら戦います。ゲリラになっても戦います。反戦も平和もあるものかと思います。
吉本隆明『「ならずもの国家」異論』光文社 2004 91頁
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内容はともかく、文意は明快です。