核兵器および通常兵器の廃絶をめざすブログ

近代文学研究を通して、世界平和を考えています。

T&T用ソロアドベンチャー「源平物語」

 本作は、「著 ケン・セントアンドレ 翻訳:安田均/グループSNE」が権利を有する『トンネルズ&トロールズ完全版』の二次創作作品です。

(C)Group SNE  「トンネルズ&トロールズ完全版」

 

 おごれる核通久しからず。T&Tも諸行無常

 1人用。善の種族のみ(人間推奨だが、人にあらずとも可)。1レベル限定。性別・タイプ不問。PCは源氏方か平家方として合戦に加わる。

 地形は、(西 平家側)壇浦―八島―一谷―宇治川富士川―石橋山―鎌倉(東 源氏側)。

 戦はまず中央の宇治川から始まり、PCが勝てば一つ奥の戦場に進める。

 逆にPCが逃亡した場合は、一つ手前の戦場に後退する。自軍側の最後の拠点(鎌倉/壇浦)では逃亡できない。

 戦の合間に体魔全回復、耐1d6回復可能。その間に武具を買ったり、半額で売ってもよい。

 敵を倒せばMR分の冒険点と金貨が入る。組み打ち(気絶ダメージ)で生け捕れば、さらに以下の宝を1d6で入手。

1扇の的。他シナリオでPCが飛び道具で狙われた際、かざすと一回だけ身代わりにできる。サイズ微小。使い捨て。売れない。

2生食(いけずき)。逃亡時のヒットが半分ではなく3分の2(切り捨て)になる名馬。移動速度は徒歩の2倍。

3磨墨(するすみ)。生食に劣らぬ名馬。どちらも金貨1000枚で売れる。

三種の神器の一つ、「鏡」。朝廷に献上すれば冒険点300。売れない。

三種の神器の一つ、「剣」。これも朝廷に献上すれば冒険点300。武器としては使えない。

三種の神器の一つ、「勾玉」。これも朝廷に献上すれば冒険点300。神器すべてを献上すればさらに冒険点1000。

 一度入手した宝が出た場合は、代わりに金貨にして3d6(TAROあり)×100枚相当の砂金を得る。

 平家(源氏方PCの敵 1d6を2回ふって、一騎打ちの相手を決める。接敵距離5m、サイズ大

(豪族)1大庭景親 MR37 3伊東祐親 MR37 4緒方惟義 MR38

      4斎藤実盛 MR38 5上総五郎兵衛 MR39 6悪七兵衛景清 MR39

2(同族)1平敦盛 MR34 2平時忠 MR34 3平忠度 MR35

       4平教盛 MR35 5平経盛 MR36 6平教経 MR36

3(一門)平清盛 MR31 2平宗盛 MR31 3平知盛 MR32

       4平知度 MR32 5平重盛 MR33 6平重衡 MR33

4(侍)1山木兼隆 MR28 2阿波民部重能 MR28 3曽我五郎 MR29

     4曽我十郎 MR29 5斎藤五 MR30 6斎藤六 MR30

5(僧)1六代御前 MR25 2阿闍梨融円 MR25 3中納言律師忠快 MR26 

     4法勝寺執行能円 MR26 5二位僧都全真 MR27 6天台座主明雲 MR27

6(姫)1平徳子 MR22 2二位尼 MR22 3祇王 MR23 

     4仏御前 MR23 5阿古屋 MR24 6板額御前 MR24

 源氏(平家方PCの敵 1d6を2回ふって、一騎打ちの相手を決める。接敵距離5m、サイズ大

1(豪族)1北条時政 MR37 2梶原景時 MR37 3今井兼平 MR38 

      4和田義盛 MR38 5畠山重忠 MR39 6武蔵坊弁慶 MR39

2(同族)1源行家 MR34 2源仲綱 MR34 3源頼政 MR35

       4源義仲 MR35 5源為朝 MR36 6源義経 MR36 

1(一門)源頼朝 MR31 2義円 MR31 3全成 MR32 

      4源希義 MR32 5源範頼 MR33 6源義平 MR33

4(侍)1梶原景季 MR28 2佐々木高綱 MR28 3熊谷直実 MR29

      4工藤祐経 MR29 5北条義時 MR30 6那須与一 MR30   

5(僧)1俊寛 MR25 2西光 MR25 3文覚 MR26 

     4土佐房昌俊 MR26 5一来法師 MR27 6筒井房明秀 MR27 

6(姫)1大姫 MR22 2常盤御前 MR22 3静御前 MR23 

     4亀の前 MR23 5北条政子 MR24 6巴御前 MR24

 以下いずれかの条件を満たすと、奥州で静観していた藤原秀衡が動き、PCと一騎打ちになる。

1敵総大将(太字 平清盛源頼朝)に遭遇し、一騎打ちで倒すか生け捕る。

2一度倒すか生け捕った敵将の目がまた出る。

 藤原秀衡(MR40)も倒せば冒険点と金貨500、生け捕れば冒険点と金貨1000。

 その後は執権としてこの地に留まり統治するか、世の無常を感じてトロールワールドに去るかを選べる。

 

 追記 講談社文庫版『平家物語』上下巻と、ウィキペディアの諸項目を参考にはしましたが、人選や強弱はいつもにもまして適当です。「本当の治承・寿永の乱はこうじゃない」といったクレームはご容赦ください。