核兵器および通常兵器の廃絶をめざすブログ

近代文学研究を通して、世界平和を考えています。

2014-06-29から1日間の記事一覧

北尾亀男『空翔ける人』―其の六十六―(『都新聞』1922(大正11)年1月6日掲載)

先日のある学会で入手した、配布資料に一回分だけ載っていた小説です。 菅沼と収三の乗った飛行機が墜落し、菅沼は両足挫折、収三は肺臓破裂。節子が駆けつけた時には収三は既に手遅れでした。 この作品の4年前(1918年)に書かれた『三十年後』ではし…