2022-04-15から1日間の記事一覧
古代ギリシアの哲学者二人の、対立する悲劇観。 プラトンは対話篇『国家』の第10巻で、いわゆる詩人追放論を展開しています。要約すると、悲劇がえがくような悲惨や不道徳は、観ると真似したくなるものであり、人を堕落させるからダメだという論旨です。 …
古代ギリシアの哲学者二人の、対立する悲劇観。 プラトンは対話篇『国家』の第10巻で、いわゆる詩人追放論を展開しています。要約すると、悲劇がえがくような悲惨や不道徳は、観ると真似したくなるものであり、人を堕落させるからダメだという論旨です。 …