なにせ百年以上前の映画なので、映像媒体での閲覧は絶望的ですが、以下のような記述が見つかりました。
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横田商会は(略)古くなったフィルムをつなぎ合わせて別の映画を作ったり(例ー明治四五年五月、世界館上映「西郷隆盛一代記」は従来の「西南戦争」と「平野次郎」と「坂本龍馬」と「女浪人」と「江戸城明渡し」等の一場面乃至二場面をつぎ合わせて作ったもの)
田中純一郎『日本映画発達史 第1』(中央公論社 昭和三二 一六一頁)
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リサイクルされてたようです。さらに使用に耐えなくなったフィルムは玩具用に売ったとか書いてありますので、「女浪人」も最終的にはそうなったのではないでしょうか。