核兵器および通常兵器の廃絶をめざすブログ

近代文学研究を通して、世界平和を考えています。

2012-12-06から1日間の記事一覧

フロイト 「喪とメランコリー」(初出1917 『フロイト全集14』 岩波書店 2010)

伊藤正博訳。 私はフロイトを読んで納得できたことが一度もないのですが、今回もそうでした。 だいたい、フロイトのメランコリー観は次の一節に集約されるようです。メランコリー患者の自己非難は、本来の対象から離れて患者本人へと転換されたものだと。 ※ …