核兵器および通常兵器の廃絶をめざすブログ

近代文学研究を通して、世界平和を考えています。

2012-12-08から1日間の記事一覧

フロイト 「戦争と死についての時評」(初出1915 『フロイト全集14』岩波書店 2010)

田村公江訳。 第一次世界大戦のさなかに書かれたにも関わらず、非常に冷静な文章です。しかし、例によってフロイトの意見には納得できません。 近代人は死を自分とは無縁に思ってきたが、戦争という現実はそれを変えつつある、という分析の後、フロイトはこ…