ライプニッツの『単子論』を読んでるうちに、自分がごく基礎的な物理の知識を欠いていることを痛感しまして。「最少不可分の物質」についての現代科学の最先端をかじってみることにしました。
以下はすべてNewton誌の受け売りです。
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物質を細かく砕いていくと、いつしかたどりつくであろう、「それ以上分けられない最少の粒」。それこそが、「素粒子」です。この最少の粒を追い求めてきた100年あまりが、素粒子物理学の歴史だといえます。
まず身のまわりのあらゆる物質は、「原子」という小さな粒からできていることがわかりました。しかし原子は素粒子ではありませんでした。
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・・・右の21ページには、原子核のまわりを電子がまわる例の模型図と、陽子と中性子が集まった原子核の拡大図、さらに三つのクォークが集まって陽子や中性子を形成する拡大図が描かれています。
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■自然界は3種類の素粒子でできている
イラストは、身近な物質を拡大していったイメージです。身のまわりのありとあらゆる物質は、「電子」と2種類のクォーク、すなわち「アップクォーク」と「ダウンクォーク」でできています。
(20ページ)
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電子とクォーク。そのあたりが、デモクリトスやライプニッツが想像した意味での、不可分の物質のようです。「身のまわりの物質」に限れば。
それらの相互作用(四つの力)についてもくわしく書かれているのですが、ひとまず今日はここまで。やっぱり、カラーイラストがあると理解度があがります。わかった気になってるだけかも知れませんけど。