やりだすと、止まらなくなるのが悪い癖。
『時代劇の渦』に限らず使えます。サイコロ1個を2回ふるか自由選択で。
ヤクザやすりの戦闘力はゴブリン程度で。
1(早朝)
1 「ちゅちゅ、ちゅん」と雀が鳴く。
2 「土左衛門だ~」と声がする。
3 「行き倒れだ~」
4 「辻斬りだ~」
5 「親分、て~へんだ~」と子分が走る。
6 立札の前に人々が群がる。人相書きらしい。
2(朝)
1 「こけこっこ~」と鶏が鳴く。
2 「お前さん!」と変死体に取りすがる女房。
3 「こいつは解せねえ」と岡っ引きがつぶやく。
4 かわら版屋が昨夜~早朝の事件を売り歩く。
5 「なんでえ、朝っぱらから騒々しい」と親分。
6 「わ~」と風車を持った子供たちが走る。
3(昼)
1 「暴れ馬だ~」
2 「たの~も~」と武芸者が道場前で。
3 「いやだねえ、昼間っから飲んだくれて」。居酒屋に浪人。
4 「喧嘩だ~」。やくざ対町人。
5 「いよっ」と芝居小屋から声が。
6 「下に~下に~」と大名行列。
4(夕)
1 「た~まや~」。見上げると花火が。
2 「世にも不思議な大イタチ~」と、見世物小屋から呼び声。
3 「おっとすまねえ」とぶつかる男。気づくと懐が軽い。
4 「ちょいと寄ってきな」とはたご屋。
5 「これにて一件落着」。奉行所から声が。
6 「高麗人参さえあれば、おとっつあんの病も……」
5(夜)
1 「わお~ん」と犬が吠える。
2 そば屋の屋台が通りかかる。
3 「よいではないか」「あ~れ~」と屋敷から声。
4 「丁!」「半!」と寺から声。
5 「安くしとくよ」とぽん引き。
6 「ぺけ、ぺんぺん」と三味線の音が。
6(深夜)
1 「にゃ~お」と猫の声。
2 屋根の上に人影が一瞬浮び、消える。
3 「我々もつくづく」。屋敷から声が。
4 どぼん、と、水音がする。
5 黒覆面の男に斬りかかられる。
6 拍子木の音がかちかちと。
がちがちの構造主義者と思われるかもしれませんが、決してそんなことはありません。
面白さとは、構造(お約束)と差異(予想外)のせめぎ合いから生まれると思っています。