核兵器および通常兵器の廃絶をめざすブログ

近代文学研究を通して、世界平和を考えています。

大塚豊子「村井弦斎関係資料-その書簡と草稿など 〈所蔵資料紹介〉」『神奈川近代文学館』35号

 一九九二(平成四)年一月一五日。資料そのものではなく、その概要を示したものです。矢野龍渓から弦斎宛ての一七通や、弦斎から多嘉子夫人宛ての明治三六年三月から大正七年十月にわたる書簡ももちろん気になりますが、後藤猛太郎から弦斎宛ての書簡も気になりました。星新一の『明治の人物誌』でしか知らないのですが、後藤象二郎の子で希代の放蕩者。借金の申し込みでもしたのでしょうか。