2022-06-05 小田島雄志『シェイクスピア物語』(岩波ジュニア新書 一九八一)も読んでみた 福田恆存が罵倒していた、小田島訳のシェイクスピア。この『物語』は全訳ではなく、名セリフを生かした物語形式の抄訳ですが、原作を読んだ後でもまったく違和感なく楽しめました。 福田訳でも小田島訳でも、ラム姉弟のシェイクスピア物語(私は最初にこれでシェイクスピアにふれました)でも、シェイクスピアはやっぱりすばらしい。それにひきかえ福田恆存の戯曲ときたら・・・・・・。