古代ギリシアと、明治文学『食道楽』をこよなく愛する者としては、接点が見つかった気分です。
実物は岩波文庫すら読んでいないので、ウィキペディアより前情報。
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アテナイオスが、裕福な友人であるラレンシスが催した宴の様子を、聞き手であるティモクラテスに語ったもの。アテナイオスは、プラトン『饗宴』の構成を意識したと語っている。宴に出された料理について、食通の列席者たちが食材、食べ方、関連する先人の著作などについて蘊蓄を傾けている。記述によると、この宴は4日間にわたって続いた。話題は食物にかぎらず、各地の宴、歌舞音曲、文芸、セクシュアリティーなども取り上げられている。
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ギリシア食道楽、というよりはむしろ百道楽でしょうか。